2日目は熊本県の黒川温泉を出発し、県境を越えて、宮崎県へ。
まずは天岩戸神社へ。
恐らく私の身近だけですが、しばしば「天岩戸方式」という言葉が使われます。
日本神話の天岩戸隠れに倣い、
「自分たちが楽しんでいれば皆が興味を持ってくれるさ!」という前向きな意味です。笑
その舞台の一つともされる天岩戸、そして天安河原。
鳴りやむことのない沢音と深い自然とで、
深呼吸していなければ、そこへ置いて行かれそうなほどの神秘に包まれた場所でした。
自然の中を散策した後は、早くもお昼ご飯。
お目当てのお蕎麦屋さんが臨時休業だった為、
路頭に迷いながら車を走らせていたところに偶然見つけた
隠れ家的な「神代庵」というお蕎麦屋さんに入店。
大丈夫?と思うような細い路地を抜けると、民家?と思うほど家庭的な建物が出現。
おばあちゃんと、おじいちゃんが、伝言ゲームのように繰り返し注文を確認しながら
厨房の奥でお蕎麦を打って茹で、天ぷらを揚げて出してくださいます。
海老、オクラ、かぼちゃ、茗荷、ゴーヤ、蓬、なす、ムカゴの全部で8種類の天ぷら。
そしてムチムチした食感と香りの良い十割蕎麦。
食べ終わる頃、ちょうど他のお客様が居なくなり、私たちだけになったので、
おじいちゃんおばあちゃんが出て来て下さって、楽しくお話しもさせていただきました。
後からよくよく調べると、蕎麦好きの方には知られたお店のようです。
さて、お次はこの日のメイン、高千穂峡。
高千穂峡は、長年「死ぬまでに一度は行ってみたい場所」でした。
北海道の奥地から宮崎の奥地なんて気が遠くなるような移動距離ですし、
まぁ定年退職した頃でも…くらいに思っていましたが、だいぶ早く叶いました。
が、あいにくこの日は雨。(というより、4日間ずっと雨でした)
真名井の滝の下をボートでくぐりたかったのですが、増水のためボートは休業でした。
且つ、川の水もだいぶ濁っておりました。
それでも、「行ってみたかった所へ行く」という主旨は達成✌ 思い残すことは無い!
ということで高千穂峡を後にし、再び熊本県へ戻ってこの日の宿泊先、上天草へ。
山の景色から次第に海の景色に変わります。
車の中では、ひたすら九州出身のアーティストの曲を聴きました。笑
午後6時、この日の宿、海辺に建つアットホームな民宿「藍風亭」にチェックイン!
夕食は6時半に予約をしていたので、ササッと温泉に入り、いざ部屋食!
キャプション、ざっくりすぎてすみません(^^;
これだけではありません、トップ画像のタコの煮つけにお刺身に、天ぷらに、サザエに、
サラダに、茶わん蒸しに、鯛飯に、お味噌汁に、ほとんど海の幸!
これだけでもうお腹がいっぱい!!
途中で不安になって「あとどのくらい出ますか?」と尋ねてしまったほど?
それにしても、タコの煮つけが柔らかくて、トリコになりました?
2年に一度しか採れないという地元産の「しもん芋」を使った焼酎も、
クセがなくて飲みやすく、普段焼酎を飲まないこの私が、
お土産に買って帰るほどの美味しさでした?
こうして、2日目の夜もやっぱりお酒と共に更けてゆきます。
タミオ
35歳/二人暮らし/心の豊かさを求め、北海道の田舎へ移住して10年以上が経ちました。出張や旅行で国内を飛び回っており、各地の味覚に巡り会うことが元気の源です。仕事中心の日々ですが、おしゃれやお買い物も更に充実させたいです。
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タミオ