沖縄北部では、寒緋桜(一般に緋寒桜とも呼ばれています)が満開の時期を迎えています。今年の見頃は、先週末から来週末にかけてと聞きつけ桜を見たくなりました。北部各地でお祭りも開催されていますが、最近雨の多い不安定な日が続いているので早く散りやすいかもと思い、今年はお散歩しながらのお花見は少し控えめにして、娘たちと一緒に、お天気に左右されずお花見を模索した結果、山に映える寒緋桜を楽しめる「やちむん喫茶シーサー園」へ出かけました。

沖縄の桜については過去にも記しているので、興味があればぜひ一読いただけると嬉しいです。
【沖縄】「やちむん喫茶シーサー園」

沖縄・本部町の山あいにある「やちむん喫茶シーサー園」。やんばるの自然に囲まれた古民家カフェで、敷地内には大小さまざまなシーサーや、沖縄の焼き物やちむんが並びます。

この時期は、周囲の山に咲く寒緋桜が彩りを添え、濃いピンク色が緑の中に映える風景も楽しめます。
入口へ

寒い日はアチコーコーなものを頂きたいですよね。
店内の雰囲気

こちら一階部分。土間のある昔ながらの古民家空間。
個性豊かな「シーサー」がズラリ!

オーナーさん自身が陶工で、敷地内や店内に並ぶシーサーや器の多くは、実際に手がけた作品なんだそう。

家の守り神、シーサーがいっぱい。可愛い系、クール系、ほっこり系、勇まし系。あなたの好みは?
二階へ

私のおすすめは、断然二階。この階段を上って、ぜひ上へ。

そこにはまた違った景色が広がります。

中央には炭の入ったいろりがあり、やかんが火にかけられていました。
見たかった景色

苔むした屋根の上に、ずらりと並ぶシーサーたち。その向こうに広がるやんばるの緑と、ところどころにのぞく寒緋桜のピンク。静かな山の気配ごと切り取ったような、これが見たかった景色なんです。
なぜか、シーサーたちの足元にはお賽銭

私の知る限り、シーサーにお賽銭をする習慣はないはずなのだけれど、賽銭皿のように見える場所を狙って投げられた形跡も。きちんと命中した前では、まるでお辞儀をしているかのようなシーサーもいて、思わず笑ってしまいました。
ほっこりドリンクタイム

私はお店で焙煎されたホットコーヒーを、娘たちはホットココアを。いずれも、手になじむやちむんのカップで提供されました◎
非常食にもなる沖縄定番おやつ「ひらやーちー」

もちもちとした食感の、しょっぱい系おやつ。ツナやニラが入った生地を焼き上げ、添えられたタレにつけていただきます。家庭ごとに具材や味つけが少しずつ違うのも、ひらやーちーの面白さ。素朴だけれど、なぜか外でも食べたくなる、沖縄らしい一品です。

気づけば、親子会のようでもあり、ちょっとした女子会のようでもある時間に。

何気ない会話が弾み、ふとした瞬間に娘たちの成長をたくさん感じました。この景色と美味しいものに囲まれていたからか、いつもより肩の力が抜けていたのかもしれないです。良い時間だったな。もちろん桜も見ることができて、嬉しい一日になりました。
お店を囲む植物たち

シークワサーの木には、熟した実が鈴なりに。沖縄では青いシークワサーよりも、こうして完熟した実を食べるのが一般的で、甘みがあり果汁もたっぷり。見ているだけで、たくさんジュースが作れそう…

鮮やかなクロトン。やんばるの自然の中に佇むと、色合いがいっそう映えて、力強く見えます。
おわりに

店の外に出ると、屋根の上に並ぶあのシーサーたちからこんな風に見送ってもらい、お店を後にしました。

やんばるの自然、寒緋桜、あたたかい飲み物と素朴なおやつ、そして娘たちとの会話。あぁ幸せな休日だったな。

また季節を変えて、ふらりと訪れたい場所です。
撮影許可承諾得ています。ありがとうございました。
TB - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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