【沖縄】「寒緋桜(カンヒザクラ)の実」を使って天然酵母パン作り⑦（蒸しパン編）TB icoco

沖縄ではもう梅雨入りしたかのように雨の日が続いています。空模様は少し重たいけれど、季節は確かに夏へと向かっています。引き続き「寒緋桜（カンヒザクラ）」の実から起こした天然酵母で、パンや焼き菓子作りを楽しんでいたお話。春に鮮やかな花を咲かせてくれた寒緋桜が実を結び、こうして美味しい自然の恵みを届けてくれることがおうちで行う手仕事時間をとても豊かにしてくれています。今回作ったのは蒸しパン。パン作りはちょっとお休みしていましたが、軽くウォーミングアップのつもりで作ってみました。

卵なし！オイルなし！「天然酵母蒸しパン」

衛生面を考慮して今回も卵を使わない生地に。暖かい季節になると長時間発酵は、意識して気をつけるようにしています。

せいろで蒸す！

発酵を終えた生地はせいろへ。生地は全粒粉ときび糖を使ったので黒糖パンのような見た目なりました。蒸す直前までぷくぷく元気に発酵しています。

蒸しあがった瞬間、表面がパカッと。ぱっくり派手に割れなかったですが、個人的には嬉しい仕上がり◎

【Flying Tiger・フライング タイガー】ベーキングカップ

蒸しパンに使ったベーキングカップはフライングタイガーで買ったものです。チョコスプレー（スプリンクル）だと思った手描き風の柄は紙吹雪をイメージされたものだそう。

6個入りで素材はシリコン。お値段は￥450 (税込￥495)でした。

オイル無しの生地でもつるんとはがすことが出来ました◎

蒸しパンの断面

ちゃんとスチームの熱が全体に行きわたって、生地もしっかり伸びてくれました。食感はむちっと、でもふわふわ。小さな子どもでも食べやすいやさしい甘さに仕上がっています。

実は失敗もしていました

失敗の原因は発酵不足。当初はオイル入りの生地で蒸しパンを作っていたのですが、オイルを入れると生地が重くなって気泡がうまく上がってこないんですよね。その影響で発酵の進み具合をすっかり読み違えてしまいました。

断面もぎゅっと詰まっていて、かなり残念な仕上がり…。このままじゃ納得できない！ということで、再び蒸しパン作りに挑戦していました。いろいろ考えてたどり着いたのが「オイルなし」のレシピ。これが大正解でなんとか成功に繋げてほっとひと安心◎　正直、天然酵母を使っていても蒸しパンは簡単に作れるだろうと、甘く見ていたので反省です（ごめん蒸しパン）…。とうとう次回は最終章⑧へ！？次回もお付き合いしていただけるとうれしいです。続く。