おうちでよもぎ蒸し①ハーブを準備する TB icoco

子供のころからずっと暑くてムシムシした環境が苦手だったから、温泉やサウナなど「温活」とは無縁だったのによもぎ蒸しの沼に入りそう。きっかけは、ここ何年か続けて職場の古いエアコン（極寒か極暖の二択）がフル稼働する時期に必ず体調を崩すこと。もうこれが体調不良のフルコースを味わうとんでもない荒波な時間になっていて悩んでいました。今年はなんとかこの悪循環を打破したくて、なんとなく「よもぎ蒸し」を取り入れてみようかなと思い苦手だと思っていたけど、えいっ！と思いきって試してみたら意外にも自分に合っていることに気づきました。

【沖縄】「EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」

お久しぶりによもぎ蒸し場所に訪れてみたのがこちら「EMウェルネス 暮らしの発酵ライフスタイルリゾート」さん。ここは、「発酵」をテーマに、サステナブルな暮らしや健康を含めた衣・食・住のあり方を提案しているリゾートホテルです。

少し前にブログでもちらっと書いたのですが、以前は正直よもぎ蒸しの効果がよく分からず、自然と足が遠のいていました。でも、今回の体験はまったくの別物。施術後のつるんとした肌の質感や、体がふっと軽くなるような心地よさに、思わず沼入りしてしまいました。年齢を重ねて体の状態が変わってきた“今”だからこそ、その良さに気づけたのかもしれません。そんな変化をきっかけに、よもぎ蒸しがすっかり好きになってしまいました。

そうだ、「よもぎ蒸し」を自作してみよう

時間に縛られず好きなときによもぎ蒸しを楽しみたい。そんな欲がむくむくと湧き上がってきました。でもそんな自由が許されるのはおうちだけ。そうなると、頭の中は「そうだ、自分で作ってみよう。そうしよう！」になるわけです。調べることが大好きな私はさっそくリサーチを始め、手始めに食用の沖縄よもぎをいそいそと購入しました。

よもぎ蒸し用のハーブ①沖縄のよもぎ「フーチバー」

沖縄のよもぎ「フーチバー」は、古くから薬草として親しまれてきました。何百年もの間、沖縄の人々の健康を支えてきただけでなく、日常の料理では薬味や臭み消しとしても広く活用されてきたそうです。フーチバーは「ニシヨモギ」とも呼ばれ、独特のさわやかな香りと、苦味の少ないやさしい味わいが特徴です。そのため、沖縄そばに生の葉が具材として添えて食べることもよくあります。

よもぎ蒸し用のハーブ②月桃（ゲットウ）

月桃も沖縄を代表するハーブのひとつ。フーチバー（よもぎ）と並んで非常に親しまれています。葉や花、種子まで幅広く利用されており香り高い植物としても有名なんですよ。

ショウガ科の多年草で、沖縄や奄美地方を中心にたくさん自生しています。すっきりとした甘みのある爽やかな香り持っていて月桃の葉で餅を包む（ムーチー）などの伝統行事にも使われたりハーブティーや入浴剤、スキンケア用品の材料としても人気があります。

そして主な作用として抗菌・防虫作用、抗酸化作用、リラックス効果があると言われています。よもぎ蒸しにぴったり！と思いました。そして何よりお庭から採れるので無限に収穫できるというメリットも◎

月桃の花も乾燥して使ってみよう

お花も活用してみようかなと思いまして乾燥させてみました。

うーん、可もなく不可もなくって感じでなんかテンション上がらない！次は葉っぱだけでいってみようかな〜。

余った葉っぱは花瓶にポン。月桃を最後までしっかり使い切ってます 笑

保存には遮光瓶を活用

ハーブ類の保存には遮光瓶がいいと読んで、「なるほど、そこまで本格的に…」とちょっと心の中でイケてる感が爆上げ。さっそくネットで探してポチッとしました。

蓋と瓶の間に密閉性を高める中蓋が付いたタイプを選びました。ちなみに日本製。さすが、日本製の瓶の造りは本当にしっかりしています。

念には念を入れよということで、乾燥剤もぺたりと貼り付けてみました。

いい感じ。これで、とりあえずよもぎ蒸し用のハーブはひと通りそろいました。けれど実はまだまだハーブ欲がおさまりません。モリンガや、香りづけにレモングラスやミントも使ってみたいんですよね。今後、少しずつ足していくかも？！②へ続く。