2024年8月のお題

明治なるほどファクトリー坂戸のファミリー見学会へ!/埼玉

  • TB はな

2024.08.14

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Factory Tour of MEIJI for families!!

チョコレートのことを楽しく学べる!

明治なるほどファクトリー坂戸の工場見学に行って来ました!

7月の或る日、長男(中2)・次男(小5)・末っ娘(小2)+私…の4人で、埼玉県の坂戸市にある(株)明治のお菓子の工場の工場見学、「ファミリー見学会」に参加して来ました!(この日は祝日で夫は安定の別行動)

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ファミリー見学会は、祝日(工場稼働日)や学校の春休み・夏休みなどに開催される、2~6人までの家族やグループを対象にした見学会です。祝日や学校の長期休暇に開催してもらえるのは嬉しいですよね…!!これに対し、2~10人の少人数グループを対象に開催されるのが合同見学会(平日のみ)です。

ちなみに、専用駐車場はありません。自家用車の場合はコインパーキングを利用します。一番近いところでも徒歩8分ほどかかるので、時間に余裕を持っての訪問がオススメです。

大人も子どもも無料。完全予約制です。ファミリー見学会の対象年齢は4歳以上で、4歳未満の幼児さんは保護者同伴であっても工場敷地内に入ることさえ出来ないそうです。日によって開催回数が違いますが、最多で1日3回開催、時間枠は9:40~11:00/11:30~12:50/14:00~15:20。所要時間は80分です。

明治の工場見学施設は全部で7施設あり、坂戸の他に十勝(チーズ/北海道十勝市)、守谷(ヨーグルト/茨城県守谷市)、東海(グミとチョコ/静岡県藤枝市)、愛知(乳製品/愛知県稲沢市)、大阪(きのこの山&たけのこの里など/大阪府高槻市)/関西(ヨーグルト/大阪府貝塚市)…があります。それぞれWebからインターネット予約が可能です!

ここ坂戸工場は、敷地面積は約10万㎡、従業員数約900名、1,979年に設立され、生産品目はミルクチョコレート・ブラックチョコレート・ハイミルクチョコレート・チョコレート効果・プッカチョコレート・アポロ・ツインクル・果汁グミ・ポイフル・リッチチョコサンド。「明治なるほどファクトリー坂戸」での工場見学体験について紹介させてください。

【Part.1】

エントランスにはフォトスポットがいっぱいです

まずはエントランスから!明治のお菓子のキャラクターが出迎えてくれます。真ん中に居るのは「おかしでHAPPY研究所」のジャック所長。ジャック所長の好きな言葉は「人間万事塞翁が馬」だそうです。

かつてはここ坂戸工場でもスナック菓子「カール」を製造していたそうです。
「カール」のキャラクターの一人、ケロ太。
「カール神社」のご神体は、黄金のカール!
エントランスから映像ルームに入ると、アポロの箱と一緒に撮れるフォトスポットも。

映像ルームの後に製造ライン見学に行くのですが、一度製造ライン見学に行くと映像ルームには戻って来ないため、製造ライン見学前に一気にフォトスポットで撮っておきます。

アポロちゃんが可愛い♡ 後ろのパネルにはジャック所長の他にクラリス(耳がチョコベビー)、果汁グミや板チョコを持っているのはボブというキャラクターだそうです。

こんなにキャラクターがいるなんて!カールのキャラクターが懐かしい…!

階段にもカール「おらが村」のキャラクター達が♡ 厚生館エントランスから2階に上る階段です。

映像ルームには、過去に来場した有名人達の色紙や、発売されたお菓子のパッケージ展示も。

かなり早くに到着したのですが、開始時刻になるまで「おかしでHAPPY研究所」の映像が流れていました。チョコレートの表面が白くなる「ブルーミング」現象の起こった「ブルームチョコ」についてと、チョコレートを保管するのに適切な温度についてを可愛いキャラクター達のアニメーション映像で学ぶことが出来ます。

【Part.2】

まずはアテンドスタッフさんからの説明

フルアテンドの見学ツアーのスタートです!!まずは映像ルームにてアテンドスタッフさんからの説明が。(株)明治のグループが製造している製品の紹介。ほほえみラクラクキューブやおいしい牛乳、ザバスシリーズ、スーパーカップ、板チョコレート、たけのこの里、銀座カリー、R-1ヨーグルトなど…身近で、かつ多ジャンルにわたる食品の数々…。「ほほえみラクラク」シリーズは、私の子育て時代はお湯でとかすキューブタイプのみでしたが、最近は液体ミルクもあるんですよね。おしゃぶり付きアタッチメントを装着したらすぐに飲める缶タイプもあるなんて…!!なんて便利な世の中になったのでしょう。子育て関連の製品技術は日進月歩、時代の変化に驚くばかり。

次に、チョコレートの健康効果や工場での安心安全な製造システムについての説明、(株)明治の歴史について。1916年に明治製菓の前身・東京菓子が創立、1917年には明治乳業の前身・極東練乳が創立。1926年には明治チョコレートが発売、1928年に明治牛乳が発売に。2011年には明治製菓と明治乳業が経営統合し、2016年には創業100周年を迎えたそうです。

次に、ここ坂戸工場についての説明が。敷地面積10万㎡は、東京ドーム2個分に相当する大きさだそうです!倉庫や配送センターを併設、ビスケット、グミ、チョコレートを製造している2号館や、映像ルームのある厚生館などがあります。明治の工場は国内に30カ所以上、海外にも10カ所以上あるとのことです…!



【Part.2】

VTR視聴&アテンドスタッフさんからの説明

次にVTRを視聴します。(VTRのスクリーン画面は撮影NGです)“(株)明治が本当に届けたいもの”と題し、健康的な食生活への貢献、社会の課題解決に向けての取り組みについて学びます。中でも2017年11月に研究開発機能を統合し設立された「明治イノベーションセンター」における最先端の研究開発についての説明が。タンパク質を美味しく食べられる商品や、世界から注目されている乳酸菌研究、チョコレートのカカオ実験室、血圧を下げるカカオポリフェノール研究など。また、地球と産地の健康を守る、カカオ農家への様々なサポートについても。チョコレートには、関わっているたくさんの人の努力や想いが込められていることを学びました。

VTR視聴の後は、アテンドスタッフさんからの説明が。カカオ豆から板チョコになるまでのプロセス“Bean to Bar”について。そもそもカカオは繊細な植物で、高温多湿+豊かな土壌+多雨などのさまざまな条件をクリアした環境でのみ育つことが出来るため、カカオ栽培に適したエリアは北緯20°~南緯20°の、赤道を中心とした、ガーナやエクアドルなど発展途上国と言われる地域で、世界のカカオ豆が栽培されています(これを「カカオベルト」と呼ぶそうです)。カカオ豆をローストして種皮を取り除き、カカオニブと呼ばれるものをドロドロに磨り潰して摩砕するとカカオマスになります。ここで、実物のカカオマスを見せてもらえました!

ここからまたVTR視聴。ブラジルの小さな街・トメアスーでのカカオ生産についての映像が。年に2回収穫するカカオ豆は人の手で木から落としてナイフで割り、カカオ豆を木箱に入れてバナナの葉っぱで蓋をして発酵・乾燥させ、たっぷり熟成させた後にアマゾンの灼熱の太陽で天日干しにしたら、水分8%以下に。品質検査を経て専用の器具で割ってカカオ豆の中の状態を確認、重さ・水分量など検査に合格したカカオ豆がトラックで港まで運ばれ、2ヵ月かけて船で日本まで運ばれるのだそうです。普段、何気なく食べている美味しいチョコレート達は、たくさんの人の手によって厳重に品質管理され、日本で加工されるのですね…!

次は、いよいよ製造ライン見学です!

【Part.3】

板チョコレートの製造ライン見学

製造ライン見学は全て撮影NG、ペンと紙を使ったメモ書きもスマホを取り出すのもNGのため、ここからは記憶を頼りに…。まずは板チョコレートの製造ライン見学です!液状のチョコレート生地が板チョコ製品になるまでを見学することが出来ます。見学通路の扉は板チョコレートのデザイン!床はテンパリングされたドロドロのチョコレートが流れ出す様子をイメージしたデザインになっていました。見学通路には炭水化物・ミネラル・食物繊維・ビタミン類の他にポリフェノールの健康効果やチョコレートにどれほど含有されているか?など説明されたパネル展示も。

見学通路はチョコレートの温度調整「テンパリング」から。温度調整をすることによってココアバターが安定した結晶になり、なめらかでツヤのある口どけの良いチョコレートに!テンパリングが終わったチョコレートはデポジッターという機械で型に流し入れ、タッピングをして空気を抜き平らにします。その後は長さ約10mものクーリングトンネルで時間をかけて冷やし固め、冷やし終わったチョコレートはデモールダーという機械で型から剥離、機械と人の目での両方の検査を経て、合格したチョコレートが充填・包装されます。

次は、アポロチョコレートの製造ライン見学です!

【Part.4】

アポロチョコレートの製造ライン見学

アポロチョコレートの製造ライン見学です。1969年に発売されたアポロは、2019年に発売50周年を迎えたとのこと…!月面着陸した宇宙船「アポロ」の名に因んで、月面・宇宙探検ツアーの世界観をテーマに2020年2月に創設された、明治初のアポロ見学施設だそうで、「プロローグゾーン」では月面から宇宙船に乗り込むという演出がまるで宇宙船の内部にいるような気持ちになれます!プロローグゾーン入口には宇宙服を着たアポロちゃんが描かれたウェルカムボードが。ゲートをくぐった後は「製造ラインゾーン」。ガラス越しにアポロの成型から包装までの工程を見学できます。ガラス窓のデザインにも工夫があり、まるで宇宙船の中から窓の外の宇宙を眺めているようです。パラパラと出て来るアポロの中には、「ラッキースター」のアポロも発見!ラッキースターは約3,000粒に1粒の確率で入っているそうです。製造ラインゾーンの後は、「商品PR・サンプリングゾーン」。アポロ発売から50年超の歴史、歴代のパッケージや、アポロちゃんをはじめとするキャラクター達の紹介パネルが展示されています。

これにて見学ツアーは終了です!

【Part.5】

最後にカールおじさんと

製造棟である2号館を出た後は、カールおじさんと写真が撮れるフォトスポットも!

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余談ですが…、最近購入した、カール2種類。地元・横浜では出会えないんです…。サービスエリア内のコンビニで買いました!

カール チーズあじ うすあじ だしの旨み

【Part.6】

工場見学のお楽しみ

工場からのおみやげは

工場からのおみやげは、時期によって内容がマイナーチェンジしているようなのですが、私達が訪問した時はプッカチョコレートと果汁グミぶどう味でした!工場見学がスタートする前に人数分頂けます…!(これで見学無料だなんて太っ腹過ぎます…!!)子ども達は「やったー!」と大喜びでした♩

明治の見学施設、明治なるほどファクトリーは全部で7施設ありますが、製造している製品が工場ごとに異なるので、各々の工場で全然違う見学体験ができそうですね。公式HPにて最新情報や予約受付開始日情報などを発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 / はな

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主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

41歳/夫・息子(13歳・11歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロ、無印良品など。ファッション・インテリア・お料理などLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。コロナ禍を抜けてからは工場見学や社会科見学、博物館や科学館、美術館巡りにハマっています。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。

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