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【東京】町田市考古資料室&本町田遺跡へ!

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2024.06.05

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The “Jomon” period of Japanese History

世界史の中でも珍しい!?1万年も続いた奇跡の平和な時代

今、縄文時代の文化が気になります

昨年の11月に購入した本なのですが…、お片付けのこんまりさんをはじめ、Voicyのパーソナリティの方々がこぞってオススメされていた『今日、誰のために生きる?』という本を読んで、縄文文化に今さら興味津々な、単純な私です…。

今日、誰のために生きる?ひすいこたろう SHOGEN LEE100人隊 TB はな 今日のお買い物
こちらの本のレビューは、また追々…。しかし記事が書けるのは一体いつになることやら。

小学校で習う日本史では、旧石器時代の次に縄文時代について習いますよね。身近なところから縄文文化に触れてみたい!と思い立ち、子ども達を連れて町田市へ。町田市では現在約1,000箇所(!)の遺跡が確認されており、そのうちの8割が縄文時代の遺跡なのだそうです。表面に縄目の文様の入った土器が使われていたことからその名が付いた「縄文」時代は、今から約16,000年前~約2,400年前まで続きました。町田市から出土した貴重な縄文時代の資料が見られる「町田考古資料室」や、縄文・弥生時代の復元住居のある公園について紹介させてください。

【Part.1】

入館無料!

町田市考古資料室へ

まず向かったのは「町田市考古資料室」。平日は営業していません。開室日は毎月第2・4土日および祝日で、開室時間帯は10:00~16:00。(ただし7・8月は毎週土日および祝日に開室しているそうです。詳しくは公式HPをご確認ください)

町田市考古資料室 縄文時代 弥生時代 子連れ 町田市 歴史資料

駐車場もあります!

町田市考古資料室 駐車場

入口では、まちだ縄文キャラクター「まっくう」オブジェが出迎えてくれます♩田端東遺跡(小山町)で発見された町田市指定有形文化財「中空土偶頭部」をモデルに生まれたキャラクターだそうです!

入室すると、スタッフさんが説明してくださいます。

縄文のまちだ 町田考古資料室
手前のガラスケースに入っているのは、先端部分に波状や円形の浮彫が施された巨大な石棒だそうです。

「まっくう」のモデルになったとされる「中空土偶頭部」。左の写真は、北海道初の国宝となった中空土偶で「かっくう(茅空)」の愛称で親しまれているのだとか。ちなみに「中空土偶」とは中が空洞で作られている土偶のことです。

北海道の「かっくう」と町田の「まっくう」はほぼ同時期に作られたことが分かっており、地理的に離れた2つの土地を繋ぐ大切な史料だそうです。

入口正面のスクリーンでは、町田市内の代表的な縄文時代の遺跡についてスタッフさんが映像とともに説明してくださいます。

縄文土器と一言で言っても、時代によって形や厚み、文様が違います。無文のものもありますね。教科書で習う、燃えさかる炎のような形と文様の入った火焔型土器は紀元前3,000年以降に作られたものと考えられているようです。

縄文時代のあとの時代に関する展示物も。

こちらは古墳時代のガラス玉や勾玉。

縄文時代の人々はとてもオシャレだったようえ、耳飾りがたくさん出土しているのだとか。

↓町田市内で出土した土偶。土偶には未だに謎が多いのだとか。

続いて、縄文・弥生時代の復元住居のある本町田遺跡公園へ!

【Part.2】

東京都指定史跡

本町田遺跡公園へ

町田考古資料室にてその存在を知った、「本町田遺跡」。縄文時代と弥生時代の復元住居が見られるというので、すぐ近くだったので行ってみました!

本町田遺跡 駐車場
本町田遺跡公園来園者用の駐車場もあります!

1967年(昭和42年)に日本住宅公団(現・都市再生機構)の藤の台団地造成の際に調査された遺跡で、約2,700㎡の範囲から縄文時代前期後半の住居跡4軒と、弥生時代中期の住居跡7軒が発見され、貴重な史跡として指定、遺跡公園として整備されたそうです。

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同じ竪穴式住居でも、縄文時代と弥生時代とでは、造りが違うのが一目瞭然なんです。実際に中に入って見ることが出来ます!

↓こちらは縄文時代の竪穴式住居(復元)の中。

子ども達は公園内でかくれんぼもしていました。

↓こちらは弥生時代の竪穴式住居(復元)の中。金属器が普及して木材加工が出来るようになった弥生時代には、縄文時代のそれと比べてもしっかりとした骨組みだったり、原木ではない加工された木材が使われていたり等、より強度が増した建物が建てられるように。人類の建築技術の進歩が顕著に見られます。

↓こちらはガイダンスルーム。

本町田遺跡 ガイダンスルーム

遺跡の解説DVDを視聴できたり、遺跡についての詳しい説明が展示されています。

町田市内の遺跡から出土した土器などの展示も!

石斧の切れ味比較写真の前でパシャッと。

縄文時代の深鉢は、底部に煤(すす)が付着した状態で出土するものが多かったそうで、主に煮る・炊く・蒸す・蓄えるなどの役割を果たしていたと言われています。

縄文時代は、造形美あふれる土偶や使い勝手の悪い火焔型土器をあえて作っていたことなどから、当時の人々が精神的ゆとりを持って生活をしていたことが推察されるそうです。自然の恵みを享受しながら「必要な分だけを使う」持続可能な営みが既に確立していた縄文人の暮らしぶりには、現代人が学ぶべき知恵や哲学がたくさん詰まっているかも知れませんね。私の小学生時代には「ゴミ捨て場」と習った「貝塚」も、実はゴミ捨て場ではなく祭祀や儀礼的意味合いがあったかも知れないという研究が進んでいるのだとか。自分自身の日本史の知識も子ども達と一緒にアップデートして行ければ良いなと思います。

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 / はな

TB - はな

主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー

41歳/夫・息子(13歳・10歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロなど。インテリア・ファッションなどLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。

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