(※撮影OKエリアのみ撮影しております。)
Work Experience Program of Factory Tour!!
味の素KK
「味の素®」親子おしごと体験コースに参加して来ました
5月の或る土曜日。神奈川県川崎市にある、味の素の川崎工場の工場見学に再び行って来ました!!1914年に創業された川崎工場は、味の素グループの中で一番古く歴史のある工場で、敷地面積にして約370,000㎡、なんと東京ドーム約8個分。製造工場から物流センターまで兼ね備えた、味の素グループの心臓部と言えます。後述しますが、作っている商品が洋風スープや中華系合わせ調味料、うま味調味料や和風調味料など多岐に渡り、商品ごとに見学コースが分かれており、コースごとに所要時間が違います。ゆえに、違うコースを見学するリピーターも多数なのだとか。見学施設を作るのに14億円以上使われたそうです。
各種工場見学は公式HPにて見学予約が出来ます!開催日は火曜日~土曜日。(土曜日にも開催してくれている点が嬉しいですよね!)専用の駐車場はありませんが、すぐ近くに商業施設があり、そこでお買い物をすれば駐車サービスを受けることが出来ます◎
川崎工場では商品によって見学コースが分かれており、予約の段階で選ぶシステムです。
【工場見学型】「クノール®」スープコース(2歳以上対象)/「Cook Do®」親子コース(小学1年生~中学3年生とその保護者対象)/「Cook Do®」コース(高校生以上対象)/「ほんだし®」コース(2歳以上対象)/「味の素®」コース(2歳以上対象)
【体験型】「味の素®」親子おしごと体験イベントコース(小学1年生以上とその保護者対象)などなど。
コースごとに開催日も開催開始時間も違います。私たちは14:00~スタートの、「味の素®」親子おしごと体験イベントコースに参加しました。所要時間は約90分です。
Photo Spots!!
2度目の訪問で会えました
突然の「アジパンナ」ちゃん登場
1度目の工場見学は「ほんだし®」コースで、次男だけ参加でした。(※春休み中で長男は部活、末っ娘は関西の祖父母宅)今回は次男(小5)・末っ娘(小2)との参加です。前回同様…、記念写真用スポット、アジパンダ君と一緒にパシャッと。
体験型コースが始まる前に何やら1階展示コーナーがザワザワと…。突然のアジパンナちゃん登場!!開催時間より少し早く着いて集まっていた一同、沸きに沸きます!
自然と写真撮影のための行列が。もちろん我々も行列に並んでみました!
さて、ここからは見学兼おしごと体験ツアーの始まりです。
【Part.1】
「うま味体験館」1階 360°シアター
シアター見学
「ほんだし®」コースと同様、四方壁面全部がスクリーンになっているシアターに入場し、「うま味」が自然の恵みから作られていることや、味の素グループの環境への取り組み、食と健康の密接な結びつきなどを、360°の大迫力映像と共に学ぶことが出来ます。ツアーガイドさんが説明してくれるのでとても分かりやすいです◎
【Part.2】
「うま味体験館」1階展示スペース
ツアーガイドさんによるアテンドで各種展示の説明
360°シアターを出た後は、1階展示スペースの各種展示について、ツアーガイドさんが説明してくださいます。(ちなみに「ほんだし®」コースでは、シアターを出た後すぐに工場敷地内用のバスに乗車してほんだし®工場の見学でした。)なので、1階展示スペースについてちゃんと説明してもらえるのは今回が初めてなんです!!
まずは、①うま味調味料「味の素®」の歴史展示。うま味を発見した池田菊苗博士(左)と、味の素®を事業化させた鈴木三郎助氏(右)。池田博士はドイツ留学の際、ドイツ人と日本人との体格差に大変驚き、「美味しく食べて日本人の栄養状態を改善したい」と強く願うようになったそうです。
②うま味を発見した科学者たち・うま味食材の紹介
天然のサトウキビから作られていることで知られている「味の素®」、実はサトウキビのほかにも、このキャッサバ芋やトウモロコシなども原料なのだそうです。主にタイやブラジルなど、原料には製造各国で手に入りやすい植物原料が使われているのだとか。鶏肉・豚肉にはイノシン酸、トマト・緑茶・チーズ・昆布などなどにはグルタミン酸、干ししいたけにはグアニル酸という「うま味成分」が含まれていることを学べる展示コーナーです。
1913年には池田菊苗博士の弟子・小玉新太郎氏がかつお節に含まれているイノシン酸がうま味を呈することを発見。また1957年にはヤマサ醤油研究所の國中明博士がグアニル酸がうま味を呈することを発見、のちに干ししいたけのうま味成分であることが明らかになったとのこと。
味の素®の原料はさとうきびで、それを発酵して作られます。うま味を含む食品展示の反対側には主な発酵食品についての紹介が。天然原料を用いて発酵法で作られた製品であることがよく分かります。
さて、次はジオラマを使っての原料収穫から輸送に至るまでの製造工程の説明です!!
③「味の素®」の原料・製造工程
ここでもツアーガイドさんによる説明が。ここ…、前回来た時は何のコーナーかサッパリ分からなかったんですが。今回はプロジェクションマッピングを使った映像とジオラマを使って、原料収穫~糖蜜粗製~発酵~充電・包装~輸送までの流れを臨場感たっぷりに説明してもらえます!!
日本から見てほぼ地球の裏側・ブラジルでさとうきびが収穫され日本に運ばれて来る様子を映像で体感!
小さなバスが原料タンク→粗製タンク→発酵タンク→糖製タンクを辿って実際に動きます!そして、タンクの中にも映像が!!糖蜜からグルタミン酸に変わる発酵の様子や、ナトリウムを加えてグルタミン酸になる様子、結晶化・精製され味の素®として充填・包装される様子を順番に追うことが出来ます。
次に、お楽しみの「親子おしごと体験イベント」です。
【Part.3】
2階体験ルーム&クリーンルーム
親子おしごと体験イベント
1階展示スペースの説明が終わった後は、エレベーターで2階の体験ルームに移動。まず、おしごと体験の内容についての説明を受けます。「味の素®」を小さなアジパンダ®瓶(6g)に詰めるのが「おしごと」。自分で味の素®を詰めたアジパンダ®瓶は、工場見学の記念に持ち帰ることができます。参加者は全員、白衣・キャップ・マスクを身につけ、滅菌用のエアシャワーをくぐり、クリーンルームへ移動します。
工場での包装作業の一環、瓶詰め&検品を実際に体験!チェック表をもとに、瓶の点検をします。
緊張の、瓶詰め作業!
アジパンダ®瓶を機械にセットし、レバーを一気に下げて、6g前後になるように詰めます。
次に、充填量を確認。合格範囲は5.9~6.3g。2人ともしっかり詰めることが出来ました◎ 重さを量った後は、中栓とキャップをしっかり取り付けして、金属探知機で反応がないか最後に検品。
おしごと体験を通して子ども達は、小さな小瓶にも、衛生管理が徹底されていることや、とても繊細な工程を辿って出来上がっていることを学べたんじゃないかと思います。
【Part.4】
お楽しみの試食タイム@体験ルーム
パッケージ組み立て&お味噌汁の飲み比べ体験
クリーンルームでアジパンダ―®瓶への充填作業が終わった後は、白衣やキャップ・マスクを返却し、体験ルームへ。自分で充填したアジパンダ®瓶の味の素®を使っての、お味噌汁の飲み比べ体験。
まず、お湯にお味噌をといただけの「味噌湯」を飲んだ後、お水を飲んで口の中をリセットし、同じ味噌湯に味の素をパラパラと3~4振りします。格段にうま味が違うのを実際に体感することが出来ます!
その後は、“My「アジパンダ®」6gボトル”のパッケージを組み立てて完成させます!
試食体験の後は、体験ルーム内のスクリーンにて「うま味」を味わう舌の構造と味覚の仕組み、有郭乳頭とその中の味蕾について学びました。親子おしごと体験イベントコースはこれにて終了・解散です!次は工場からのお土産についての紹介です。
【Part.5】
工場見学のお楽しみ…♡
工場からのお土産は
最後に。工場からのお土産は、こちら!
自分で充填した味の素®6gアジパンダ瓶と、ほんだし8gスティック7本入りを1パック、そして、社員証バッジです!次男、末っ娘、私の3人分。
こちらの社員証バッジは、この「おしごと体験イベントコース」限定でもらえるものなのだそうです…!
↓そしてこちらは、一律で配られるお土産とは別に、アンケートに回答したらもらえるアジパンダ君&アジパンナちゃんのシールです!!
↓「ほんだし®」コースでも頂いた、賀来賢人さんイメージキャラクターのほんだし®レシピBOOKや、味の素®を使ったピーマンのナムル・じゃがバターのレシピなどなど。
白衣を着て、マスク・キャップを着用し、クリーンルームで数gの誤差なく充填、一つ一つ金属探知機で検査をする…、一連のお仕事を通して、商品が世に出るまでにとても厳密な工程を経ていることを体感しました。展示スペースのジオラマ説明では子どもが楽しく耳を傾けられる仕掛けと工夫が満載。盛りだくさんの濃密な90分に親子ともども大満足です…!!味の素KKは公式HPで工場見学各コースについての情報を発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね◎
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TB - はな
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
41歳/夫・息子(13歳・10歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロなど。インテリア・ファッションなどLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。
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