こんにちは。りーぬです。
LEE1・2月合併号の「子どもの食物アレルギー」特集、とても勉強になりました。
もう10年以上前のことになりますが、私もアレルギーの子を持つ母として苦しんだ経験がありましたので、誌面にも経験談を掲載いただきました。
小麦・卵・牛乳
三大アレルギー他が食べられない
0歳から重度のアレルギーだった長男
過去にもブログで語っておりますが。
長男が生後3ヶ月を過ぎると、顔を痒がるようになりました。
当時乳腺炎になりやすかった私がお世話になっていた母乳マッサージの先生が「食物アレルギーかもしれない」とアドバイスくださり、小児科を受診。
生後半年には耳切れ、顔の湿疹がひどくなり、アレルギー検査で小麦・卵・牛乳の3大アレルギー他、10品目以上アレルギーの可能性のある重度の食物アレルギーと判明しました。
その後はみるみる症状が深刻化し、母乳を飲ませて寝かしつけをしたら、血だらけで昼寝から起きたことも…。
喘息もよく発症し、週末は小児科通い。
代われるものなら代わってやりたい。
コミックエッセイ「0歳からのアレルギー戦記」の著者、カラスヤサトシさんの体験は、まさに我が家も経験した内容と感じました。
0歳〜1歳半
母乳を諦めず
親子で除去食対応に励みました
最初は、医師の指導のもと、徹底的に除去食を実施。
アレルゲンを摂取すると母乳から微量でも反応が出てしまうので、私自身も除去食を1年以上対応しました。
外食や好物の食べ物が全く食べられず、とても苦しい時期でしたが、長男はもっと辛かったはず…
夫も協力して何とか過ごすことができましたが、こんな状況で、子供を保育園に預けて仕事復帰できるのかと不安だらけだったのを覚えています。
結果的には、巡り合った保育園がとても丁寧に対応してくださり、私が家で1人抱え込むことなく、美味しいご飯を食べさせてやることができましたが、週末は作り置きの食事を作ることに追われ、毎日生きることに必死でした。
必死すぎてこの時期は、アルバムにぽっかり穴が空いたように写真がありません。
卒園式の後の会食時に、息子も食べられるお弁当を全員揃えて用意してくれたこともあり、涙が出るほどその優しさが嬉しかったです。
小学校低学年から
卵、小麦、牛乳…医師に相談しながら負荷試験を実施
トライ&エラーで少しずつ食べられる量を増やす
小児総合医療センターという大きな病院に通うようになり、本格的に治療を開始。
当時のメモは必死すぎて誤字脱字だらけですが…
アレルゲンを少しずつ家で食べさせることを開始したものの、アレルギー症状が出た時の辛さ、命の危険があるものを積極的に与えなければいけないストレスは大きかったです。
2012年に調布市でおきた食物アレルギーの事故のニュースは、本当に他人事ではなく、
ランドセルに毎日アドレナリン自己注射薬「エピペン」をお守りのように持ち歩いて登校していました。
治らなければ一生除去食を作ろうと腹をくくり、根気強く通院や日帰り入院を繰り返し、担当のお医者さまにも恵まれ、幸いにも高学年になる頃には克服することができました。
食物アレルギーは先の見えない治療が続くので、卒業できた長男は幸運だったと感じています。
大人になってから食物アレルギーを発症したという事例も周囲できくこともあり、大変だなと胸を痛めることもあります。
おすすめ！
本当に助かった
アレッ子愛用食品
NO
01
誕生日ケーキが食べられる
シャトレーゼのアレルギー対応ケーキ
家族5人の誕生日で毎回利用していました。
本当にありがたい商品で、息子も喜んで食べるので救われました。
NO
02
パンが食べられる
こめひろの米粉パン
小麦粉、小麦グルテン、卵を一切使用しない十割の米粉パン屋さん。
お店も可愛くオシャレで、お味も美味しく、家族全員こちらのパンが大好きです。
オンラインも対応しています。
NO
03
日本ハム
みんなの食卓シリーズ
スーパーでアレルゲンフリーのパン等が気軽に購入でき、すごく助かりました。
味も美味しく、子供も喜んで食べていました。
NO
04
牛乳のかわりに
豆乳
牛乳がNGだったので、調整豆乳はとても助かりました。
NO
05
皆と同じお菓子が食べられる
ハッピーターン
おせんべい系は食べられたので、大好きなお菓子でした。
他も駄菓子屋のにんじんなど。
NO
06
安心して外食できる
ガストのアレルギーメニュー
通常はお子様メニューが黄色のお皿ですが、アレルギー用は緑のお皿でわかりやすく、安心してたまの外食で利用していました。
NO
07
食材が調達できる
自然食品のお店
ぐるっぺ、小平マナ、ナチュラルハウス等、自然食品のお店には食べられるものが多く助かりました。
NO
08
美味しい焼き菓子
西荻窪 khanam
卵と乳製品を使わない美味しい焼き菓子屋さんです。
おいしくて身体にも良さそうなので、用事があると立ち寄っています。
NO
09
チョコが食べられる！
辻安全食品
荻窪にある食物アレルギー対応食品の製造、販売しています。バレンタイン用のチョコレートなどもこちらで買っていました。
要チェック！
ライター野々山さん、副編N恵さんも登場
特集をLEE’sカフェでも深掘り
こちらのポッドキャストでは、ライター野々山さんと副編集長のN恵さんが、編集長の喜多さんとともに特集を振り返っていて、聴きごたえがあります。
子供が食物アレルギーだと本当に大変だと思いますが、私の場合、そのおかげで
疲れたイライラを子供にぶつけないよう、
自分のご機嫌は自分でとるように意識しはじめ、
家を綺麗に整えるようになり、
旬の野菜や和食中心の料理を作るようになり、
夫婦のコミュニケーションも大切にするようになり、
時間効率を工夫したり、
災害時を想定して備えてみたり、
生活習慣や心身の健康を大事にするようになりました。
子育ては本当に皆色々大変なことが違うと思いますが、我が家は食物アレルギーで大変でしたので、
こんな家庭もあるのだなと、治療中の子がいたら、食材に配慮したり、関心を持ってもらえると有難いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
りーぬ
TB - りーぬ
会社員 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
44歳／夫・息子（15歳）・娘（13歳・8歳） ／手づくり部・料理部／ 3人の育児と仕事に奮闘中。健康のために、野菜多めの食事やヨガ、ジムでのパーソナルトレーニングで心身を整えています。プチリフォームやカフェでの1人時間も好きです。2024年春、長男は高校生に。日々を大切に、好奇心を忘れず、家族や周囲を笑顔にできるようなファッション、暮らしまわり、体づくり、料理、働き方などのライフスタイルをLEEで勉強中。「本当に良いものを、良い」と伝えることが好きです。読者モニター経験、LEE100人隊5年目。身長161cm。
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