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きちんと知ることで慌てない! 子どもの食物アレルギー

卵、牛乳、小麦アレルギーのリアル体験談

幼児期はアナフィラキシー症状も…【子どもの食物アレルギー体験談】ヒヤッとした出来事は?

2024.01.13

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症状もタイプもそれぞれ

LEE編集部とLEE100人隊のリアル経験談

LEE編集部とLEE100人隊のリアル経験談 子どもの食物アレルギー

わが子がアレルギーを抱えているケースは、LEEスタッフ&読者の中にも。親として抱える悩みや、日常生活で心がけていることなどをLEE100人隊TBりーぬさんに聞きました。

LEE100人隊TB りーぬさん

教えてくれたのは?

LEE100人隊TB りーぬさん

15歳の男の子、12歳と7歳の女の子の母。息子に卵、牛乳、小麦アレルギーがあったが、 現在は生卵などを避ける程度に。

幼児期はアナフィラキシー症状も。成長とともに食べられるようになりました

15歳の息子さんに、卵、牛乳、小麦のアレルギーがあったりーぬさん。幼児期は重篤な症状も。

ある時に外出先でフライドポテトを食べてアナフィラキシー症状になったことがありました。常に食品表示は確認していましたが、ごくわずかにアレルゲンが混入していたのかもしれません。
市販の加工した調味料でも、該当するアレルゲンの表示はなくても症状が出ることがあり、毎日のようにヒヤッとしていました。
ひどいアナフィラキシー症状が出たときは、死を想像して怖くなったことを覚えています。休日に症状が出たら不安な気持ちで休日診療に駆け込んだり、救急車を祈るような気持ちで待ったこともありました

成長とともに、ほとんどの食品を食べられるようになったそう。

平日の受診が必要で仕事との両立が難しかったり、アレルゲンに配慮したごはん作りは大変でしたが、家族とともに乗りきりました。除去食をきっかけに食材選びに気を使うようになったのは、プラスの効果。
それとの直接の関係はわかりませんが私自身、アトピー症状が改善されました。
現在は、7歳の娘が、くるみの入っているものを食べると口がかゆくなるよう。くるみだけなので除去して様子を見ていますが、ひどくなるようであれば通院も視野に入れて、きちんと対策したいと思っています



LEEメンバーにアンケート

Q. アレルギー反応が出てヒヤッとしたことは?

LEE編集部とLEE100人隊のリアル経験談 子どもの食物アレルギー

1

ホテルの朝食ビュッフェで、ポテトを取るトングに少量の卵がついていて、アレルギー症状が出てしまいました。ポテトの横にスクランブルエッグがあり、おそらく前の人が同じトングで取り分けたよう…。

LEE100人隊No.056 アユミさん

2

小児科の先生の指示のもと、卵白を少量ずつ食べさせて慣らすトレーニングを。仕事から帰宅して食べさせるので、万が一発疹が出たら診察時間ギリギリ。いつもヒヤヒヤしながら食べさせていました。

LEEメンバー ゆかさん

3

義理の両親と外食に行った際、義父があげた野菜のソテーがバターで炒められていたようで、唇が信じられないくらい一気に腫れ上がり…。アレルギー用の薬もうまく飲めず、不安になったことが。

LEE100人隊No.083 nattiさん

4

幼稚園の給食で山いものグラタンを食べたとき。迎えに行くと真っ青で、人相が変わるほどに 顔がパンパンに腫れて、白目もブヨブヨしていて…。 治らなかったらどうしよう!とヒヤッとしました。

LEE100人隊TB リリオさん


次回は、「卵・乳を使わない〝植物生まれのプッチンプリン〞開発秘話」をご紹介します。

Staff Credit

イラストレーション/オリハラケイコ 取材・文/野々山 幸(TAPE)

こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)「きちんと知ることで慌てない! 子どもの食物アレルギー」に掲載の記事です。

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