こんにちは、057しょこみです。
前置きだけで1本分使ってしまいましたが‥
やっと本編!シュトゥットガルトと近郊の街のクリスマスマーケットをご紹介します。
今回は住んでいたシュトゥットガルト以外は主に“ガイドブックに載らない(たぶん)”を基準に選びました。
小さな街ならではの特色や街の可愛さが、少しでも伝われば幸いです。
といいながら、下記の理由により良い写真が本当になくて(涙)。
・寒さで電池がどんどん減るので極力スマホを使わない
・スリが怖いので極力スマホを出さない
・グリューワインやフードで手が塞がっている
大丈夫か?な滑り出しですが、スタート!
シュトゥットガルト(Stuttgart)
ドイツ三大クリスマスマーケット、ご存知ですか?
ニュルンベルク、ドレスデン、そしてわれらがシュトゥットガルト!なんです。
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは300年もの歴史があると言われており、世界最大のクリスマスマーケットだそうです。
飲食だけでなくオーナメントなど物販もたくさんあります。
毎年ヒュッテ(屋台)の装飾コンテストも行われており、他の都市より見応えあるヒュッテが多いのも特長です。
といいつつ、私には毎年同じ装飾にみえる&結果発表がいつどこで行われているのかは知りません‥
普段は市民の憩いの場となっているシュロスプラッツは、イルミネーションも美しいですよ。
エスリンゲン(Esslingen)
シュトゥットガルトから電車で20分ほどの小さな街。
“中世のクリスマスマーケット”というテーマが徹底されたマーケットは、タイムスリップしたような気持ちになります。
ヒュッテもお店の人も中世風。
人力の観覧車などアトラクションもいくつかあります。
クリスマスマーケットの時期でなくとも、街の雰囲気が良くすぐ近くにぶどう畑が広がる、THE・南ドイツ、な街でおすすめです。
バート・ヴィンプフェン(Bad Wimpfen)
シュトゥットガルトから車で1時間ほどの小さな街。
高台に位置する古くからの街並みは、“ドイツで最もシルエットが美しい街”と言われています。
坂道に沿って立ち並ぶ木組みの家々は雰囲気たっぷり。
クリスマスマーケットの時期は天気が悪い日が多く、石畳の路面は滑りやすいのでご注意を!
ハイルブロン(Heilbronn)
こちらもシュトゥットガルトから車で1時間ほど。
先ほどのバート・ヴィンプフェンと同じ方面です。
特色はなんといってもこの、青い服を着たおさげの女の子!
グリューワインのカップにも会場のあちこちにも、この子のモチーフが。
この子がなんなのかは、ドイツ語で説明がありましたが‥理解は諦めました(笑)。
ここで食べたステーキサンドがめちゃくちゃ美味しくて、この年大ハマリ。どこへ行っても食べていました。
広場には木のチップが敷き詰められ温かみがあり、メリーゴーラウンドやステージも。吹奏楽や合唱を聞いているとうるうるしてしまいました。
番外編 フランス、アルザス地方
シュトゥットガルトから最も行きやすい隣国というと、おそらくフランス。ワインや美食で有名な、アルザス地方と呼ばれる地域です。
大きな街で言うと、ストラスブール。
アルザス地方は色とりどりの木組みの建物が本当に可愛くて、歩いているだけでワクワクします。
アルザスにはコウノトリがいることでも知られています。
ちなみに、どこでもそうですが、グリューワインなどのドリンクカップはデポジット制。
例えばグリューワイン1杯5ユーロだとすると、飲み終えたカップをお店に返却すると2ユーロ返ってくる、といったシステム(金額は適当です)。
カップが欲しい場合は返金せずそのまま持ち帰りOKです。街ごとにデザインが違って、いい記念になります♡
また、ノンアルコールドリンクもあるのでご安心ください。私はだいたいキンダープンシュという、グリューワイン味のホットグレープジュースでした。
いつかまた‥
ドイツ生活の後半1年半はコロナ禍で、クリスマスマーケットも中止。仕方ないとはいえ、ドイツ人の悲しみは、それはそれは深いものでした。
ただただ楽しんでいただけの私でさえ、物足りなくさみしい冬。
ドイツのクリスマスマーケットは日本のお正月のように厳かで、家族一緒に過ごせる幸せをそれぞれがかみしめたり、1年無事に終えられることに感謝したりと、ドイツ人にとって本当に大切なひとときなんだと感じました。
グリューワイン片手に老夫婦が手を繋いでいたり、幼い子がにっこにこで肩車してもらっていたり。なんだか泣けてくるくらい多幸感あふれていて。
いつかまた、行けるといいな。
■
細かい日程以外はあまり内容が変わらないゆるさも、ドイツのいいところ。
もし行く機会がある方は、ぜひ小さな街にも訪れてみてください。
このクリップで「こんな街があるんだな」と知っていただけたなら嬉しいです。
※写真はすべて2018〜2020年のものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました♡
【057しょこみ】
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057 - しょこみ
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊
38歳/夫・息子(0歳)/手づくり部・料理部・美容部/国内外問わず旅が大好き。特に北欧をはじめヨーロッパ贔屓で、目下の夢は息子とフィンランドを訪ねること。その土地ならではの手仕事や食文化に惹かれます。“衣食住すべてお気に入りに囲まれて暮らすこと”をテーマに、日々試行錯誤&迷走の等身大クリップを書いています。ラストイヤーもみなさんとの交流を楽しみ、悔いなく駆け抜けます!身長164cm、顔タイプソフトエレガント、骨格ウェーブ。
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057 しょこみ