おでかけ部

ガイドブックに載らないクリスマスマーケット、シュトゥットガルト近郊編

  • 057 しょこみ

2023.12.24

  • 12

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こんにちは、057しょこみです。

前置きだけで1本分使ってしまいましたが‥

ドイツのクリスマスマーケット紹介、の前置き。

やっと本編!シュトゥットガルトと近郊の街のクリスマスマーケットをご紹介します。

今回は住んでいたシュトゥットガルト以外は主に“ガイドブックに載らない(たぶん)”を基準に選びました。

小さな街ならではの特色や街の可愛さが、少しでも伝われば幸いです。

といいながら、下記の理由により良い写真が本当になくて(涙)。

・寒さで電池がどんどん減るので極力スマホを使わない

・スリが怖いので極力スマホを出さない

・グリューワインやフードで手が塞がっている

大丈夫か?な滑り出しですが、スタート!

シュトゥットガルト(Stuttgart)

ドイツ三大クリスマスマーケット、ご存知ですか?

ニュルンベルクドレスデン、そしてわれらがシュトゥットガルト!なんです。

シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは300年もの歴史があると言われており、世界最大のクリスマスマーケットだそうです。

飲食だけでなくオーナメントなど物販もたくさんあります。

毎年ヒュッテ(屋台)の装飾コンテストも行われており、他の都市より見応えあるヒュッテが多いのも特長です。 

おなじみのトナカイに加え、シロクマやペンギンも
こちらはモフモフの羊!

といいつつ、私には毎年同じ装飾にみえる&結果発表がいつどこで行われているのかは知りません‥

普段は市民の憩いの場となっているシュロスプラッツは、イルミネーションも美しいですよ。

エスリンゲン(Esslingen)

シュトゥットガルトから電車で20分ほどの小さな街。

中世のクリスマスマーケット”というテーマが徹底されたマーケットは、タイムスリップしたような気持ちになります。

ヒュッテもお店の人も中世風。

この人は椅子を作ってその場で販売していました

人力の観覧車などアトラクションもいくつかあります。

右下のおじさんが人力で回しています!

クリスマスマーケットの時期でなくとも、街の雰囲気が良くすぐ近くにぶどう畑が広がる、THE・南ドイツ、な街でおすすめです。



バート・ヴィンプフェン(Bad Wimpfen)

シュトゥットガルトから車で1時間ほどの小さな街。

高台に位置する古くからの街並みは、“ドイツで最もシルエットが美しい街”と言われています。

坂道に沿って立ち並ぶ木組みの家々は雰囲気たっぷり。

冷たい雨の日、温かいグーラッシュが沁みました。
(おしゃれじゃない方の)全身地味色&傘は差さない、現地スタイルが定着しています(笑)

クリスマスマーケットの時期は天気が悪い日が多く、石畳の路面は滑りやすいのでご注意を!

ハイルブロン(Heilbronn)

こちらもシュトゥットガルトから車で1時間ほど。

先ほどのバート・ヴィンプフェンと同じ方面です。

特色はなんといってもこの、青い服を着たおさげの女の子!

グリューワインのカップにも会場のあちこちにも、この子のモチーフが。

この子がなんなのかは、ドイツ語で説明がありましたが‥理解は諦めました(笑)。

ここで食べたステーキサンドがめちゃくちゃ美味しくて、この年大ハマリ。どこへ行っても食べていました。

広場には木のチップが敷き詰められ温かみがあり、メリーゴーラウンドやステージも。吹奏楽や合唱を聞いているとうるうるしてしまいました。

番外編 フランス、アルザス地方

シュトゥットガルトから最も行きやすい隣国というと、おそらくフランス。ワインや美食で有名な、アルザス地方と呼ばれる地域です。

大きな街で言うと、ストラスブール

巨大な大聖堂は写真に収まりきらないほど。

アルザス地方は色とりどりの木組みの建物が本当に可愛くて、歩いているだけでワクワクします。

リボーヴィレという小さな村はワイナリーもずらり。

アルザスにはコウノトリがいることでも知られています。

グリューワインのカップにもコウノトリ!

ちなみに、どこでもそうですが、グリューワインなどのドリンクカップはデポジット制

例えばグリューワイン1杯5ユーロだとすると、飲み終えたカップをお店に返却すると2ユーロ返ってくる、といったシステム(金額は適当です)

カップが欲しい場合は返金せずそのまま持ち帰りOKです。街ごとにデザインが違って、いい記念になります♡

また、ノンアルコールドリンクもあるのでご安心ください。私はだいたいキンダープンシュという、グリューワイン味のホットグレープジュースでした。

いつかまた‥

ドイツ生活の後半1年半はコロナ禍で、クリスマスマーケットも中止。仕方ないとはいえ、ドイツ人の悲しみは、それはそれは深いものでした。

ただただ楽しんでいただけの私でさえ、物足りなくさみしい冬。

ドイツのクリスマスマーケットは日本のお正月のように厳かで、家族一緒に過ごせる幸せをそれぞれがかみしめたり、1年無事に終えられることに感謝したりと、ドイツ人にとって本当に大切なひとときなんだと感じました。

グリューワイン片手に老夫婦が手を繋いでいたり、幼い子がにっこにこで肩車してもらっていたり。なんだか泣けてくるくらい多幸感あふれていて。

いつかまた、行けるといいな。

細かい日程以外はあまり内容が変わらないゆるさも、ドイツのいいところ。

もし行く機会がある方は、ぜひ小さな街にも訪れてみてください。

このクリップで「こんな街があるんだな」と知っていただけたなら嬉しいです。

※写真はすべて2018〜2020年のものです。

最後まで読んでいただきありがとうございました♡

【057しょこみ】

057 - しょこみ

主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊

38歳/夫・息子(0歳)/手づくり部・料理部・美容部/優柔不断ですが、スイッチが入ると突き進むタイプ。国内外問わず旅が大好きで、特に北欧をはじめヨーロッパ贔屓。その土地ならではの手仕事や食文化に惹かれます。好きが高じてフードコーディネーターの資格を取得し、今は薬膳を勉強中。片付けが苦手で忘れ物が多いところを直したいと思いながら、LEEらしい素敵な暮らしに憧れています。100人隊になって美容にも興味津々。身長164cm、顔タイプソフトエレガント、骨格ウェーブ。2年目隊員です。

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