前回に続いて
不妊治療のことを書きたいと思います。
(前回同様)はじめに。
・私は不妊治療を経て
子供を2人授かりました。
現在治療中の方など
不快に思われることがありましたら
読むのをおやめください。
・治療していたのが
2017年前後です。
現在と治療方法や制度など
異なることもあると思いますが
ご理解ください。
・記憶違い、うる覚え多々あります(;^ω^)
お許しください。笑
不妊治療専門のBクリニック
不妊治療専門で
顕微授精までの高度な治療が
受けられる病院です。
こちらの病院のスタンスは
1日でも早く
赤ちゃんを授かって
充実した子育てライフを
送ってほしい。
妊娠・出産はゴールじゃなくて
スタートだよ。
と、いう感じでした。
なので前回同様
夫婦あれこれ検査はしたのですが
検査結果から
赤ちゃんを授かる最短ルートを
ズバリ教えてくれます。
合わせて
治療方法によっては
必要のない検査も出てくるので
ムダも省いてくれます。
しかしながら
不妊治療専門のクリニックですので
治療自体もほぼ自費。
『え?ゼロの数これ合ってる?』
と、思うほど高額です。
なので最短ルートは教えてくれますが
お金やスケジュールとの兼ね合いもあるので
相談して決めていくようになります。
ただ、私たち夫婦にとっては
ズバッと「これが最短だよ」と
言ってもらえたことが
逆に良かったです。
体外受精をすることにしました
またタイミング法から
始めることもできましたが
もうそんなに余裕はなく
クリニックでも
難しいと言われたのでこちらはやめました。
ズバリ言われた方法が
体外受精でした。
【体外受精】も2パターンあります。
卵子に精子をふりかけて受精させる方法と
培養士による【顕微授精】。
(どちらもやりました)
【メリット】
・妊娠のスケジュール管理ができる
・(体外受精)タイミング法や人工授精に比べ
受精率が高まる
・(顕微授精)精子の状態を確認して
質の良いものを選ぶことができる。
【デメリット】
・費用が高い
・受精卵を子宮に戻しても
100%妊娠・出産に繋がるわけではない
・卵子を傷つけたりする可能性も
私自身も生理周期が長めというのもありますが
精子の前進運動率にも
問題があったようです。
え?A産婦人科で調べたんじゃないの?って。
普通の産婦人科と専門の医院では
やはり調べる項目なども違うようでした。
確かに量や数だけ見ていたら
正常だよとも言われました。
より細かく調べられるクリニックだからこそ
分かったことです。
【前進運動率】とは
簡単に言えばどれだけ頑張って
卵子に向かって進もうとしているかの割合。
では、体外受精とはどんな感じに
進んでいくのでしょうか。
採卵へむけて
まず採卵やその後の
妊娠に向けての体づくり…。
筋トレではありません。笑
クリニックによって方針が違うと思いますが
こちらのBクリニックでは
血液検査からフェリチン(鉄分を貯蓄してくれるよ)などの
数値が妊娠しやすい目標値に到達するように
サプリなどの服用で
数か月かけて
体を整えていきます。
わたし的にサプリのサイズ感も
ビックリしたけれど
匂いが苦手なヤツがあってつらかった💦
(それは違うのに代えてもらった)
採卵方法(採卵する卵を育てる方法)も
いろいろあります。
(女性の卵子の数って
決まってるんですって。)
それは本人の年齢はもちろん
AMHと呼ばれる卵巣年齢でも
変わってきます。
これは実年齢に比例していなくて
実年齢より若めの人もいれば
結構年齢が進んでいる場合もあり
それも不妊の原因に繋がります。
いろんな結果をもとに
採卵方法を決めていきますが
私は
強めの刺激で多くの卵子獲得が期待できる
【アンタゴニスト法】で
進めていくことになりました。
【メリット】
・1回の採卵で多くの卵子獲得が期待できる
・採卵回数での体への負担を減らせる
(卵子1個の採卵も10個の採卵も
採るときは同じなので
なるべく何度もやりたくない)
基本的には
卵巣1つに対して
卵子1つだけれど
多く獲得できれば
ストックが増えることになり
採卵の回数を減らせて
体やお金の負担が減ります。
【デメリット】
・多く獲得…とはいえ
採卵するまで本当にいくつ獲得できるかはわからない
・採卵日までの投薬等の管理が大変
・薬の副作用ある場合がまれにある
・卵巣に強めの刺激がかかるので
腫れたり、捻転を起こすこともある
採卵周期にはいると
卵を育てたり
まぁいろんな投薬があります(;^ω^)
点鼻薬、飲み薬だけなら…
自分で注射打ちます。
(自分でやりたくないなら
通院しかない)
これらはみな
採卵日までの
スケジュールが決まっていて
日付・時間が正確でないと
意味がありません。
こういった点も
フルタイムで働きながら…
って、大変な面です。
採卵後はどうなるの?
採卵は
卵巣に直接針を刺して
卵巣の中の液体ごと
採血みたいに採る感じ。
私は全身麻酔でした。
でも痛かったし
麻酔切れた後は
マジで痛かった!笑
(施術台の上で丸まってました)
採卵したのは2017年で私は28歳。
結局左右の卵巣合わせて
11個採卵できました。
その後受精させるのですが
受精卵をいつ
どのような状態で子宮に戻す(移植)かも
クリニックによって
方針が異なります。
Bクリニックでは
受精卵を培養し
胚盤胞として凍結。
うまく育った受精卵だけを
残してくれます。
そして採卵でボロボロの体を回復させ
採卵周期後の
体の状態や妊娠しても
大丈夫なスケジュールの周期に
移植します。
引き続き
妊娠しやすい体づくりは
継続して行われますよ。
受精卵はどうなった?
胚盤胞になるまで
観察されて
途中で成長しなかったものは
培養が中止されます。
胚盤胞までたどり着いたものは
成長の様子などから
状態がランク分けされます。
(私たちにはよくわからない。笑)
胚盤胞を凍結せず
移植する方法もあるらしいですが
後日整えた体×凍結した胚盤胞
っていうパターンが
着床率が高いらしい。
ちなみに私は
11個採卵して
胚盤胞として
凍結保存できたのが6個。
これが多いか少ないかは
分かりません(;^ω^)
でも6回はチャンスが
あるってこと!
少し気が楽になりました。
移植へむけて
今度は胚盤胞を子宮へ戻すための
周期がスタートです。
子宮をふかふかにしたり
貧血にならないようにしたり…。
移植自体は
本当にあっというま。
わたし的に
人工授精より痛くなかった!
ってか、痛みはほぼない。
子宮に胚盤胞を戻してからは
普通の妊娠と同じです。
着床すれば妊娠したことになるし
上手くいかなければ
リセットされるだけ。
私は幸運にも
1度目の移植で妊娠できました。
(そしてそのまま出産まで至りました。)
Bクリニックは不妊治療専門の病院なので
一定の週数まで妊娠を確認したら
卒業です。
*
今回も文字ばかり長くなりましたので
一旦、おしまいです。
続きは次のブログで。
読んでくださった方
ありがとう。
020やまやん
020 - やまやん
主婦 / 長野県 / LEE100人隊
35歳/夫(38歳)・娘(5歳)・息子(2歳)/料理部/まだまだ手のかかる子どもたちとの生活に日々追われつつも、少しでも穏やかで季節感のある、丁寧な暮らしができたらと思っています。旅行にカメラ、ドライブ、神社仏閣・お城、スポーツ、音楽そしておいしいモノ。自分の好きをたくさんの方と共有したり興味を持ってもらえたり、誰かの役に立てば嬉しいです。2年目もよろしくお願いします。身長157cm。
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