秋といえば読書の季節ですね。
育児と仕事に追われ、秋の夜長にゆっくり読書…という時間は中々取れないですが、最近、生活の変化の自分の中で揺れ動くことがたくさんあり、いろんな人のエッセイを読むことが好きです。凝り固まった自分の考え方をほぐしてくれるような気がします。
中でも、定期的に楽しみにしているのは今年8月から始まったLEEの連載・菊池亜希子さんの『さがしものはなんですか?』です。
大学生頃に読んでいた雑誌『PS』(現在は休刊)にモデルとして登場していた頃から菊池亜希子さんの大ファンです。私服コーデのおじかわファッションだったり、柄のワンピにメンズのリュックを合わせたりするコーデがドストライクで、よく真似したり、スタイルBOOK『菊池亜希子のおしゃれのはなし。』を眺めては、愛用のアイテムを真似っこ買いしました。
主演映画『森崎書店の日々』や、出演舞台も観に行きました。坂元裕二さん脚本のドラマ『問題のないレストラン』や『カルテット』にも出演されていて、女優としても活躍されています。イラストも、綴る文章も素敵で、マルチな才能を持っている方です。
…そんな私の基礎を築いてくれた15年来の大ファンのあっこちゃん(親しみを込めて呼ばせてください!)が、LEEでまた連載を始められて、勝手にご縁を感じています。
菊池亜希子さんが「あったらいいな」を探す。LEE連載『さがしものはなんですか?』
あっこちゃんが「あったらいいな」というモノを探す旅。これまで靴、絵本、仕立ての服、今月号は椅子。
私はあっこちゃんの丁寧で温かい描写が好きなのです。何か買う時、背景にストーリーが浮かぶモノを好んで買います。これは間違いなくあっこちゃんの影響です。LEE読書の方も「モノを丁寧に選びたい」という気持ちが強いと思うので、きっとワクワクしながら連載を読んでいるのではないでしょうか♪
LEEwebではこれまでのバックナンバー読むことができます。
連載「さがしものはなんですか?」LEE読者憧れの方々のお仕事場を紹介『菊池亜希子のおじゃまします』
こちらも以前LEEで連載されていたコーナーをまとめたもの。糸井重里さんや宮崎吾朗さん、高山なおみさん、細野晴臣さんなど、ジャンルや世代を問わず、LEE読者の憧れの存在の人々のお仕事場を紹介しています。アラフォーになった今、読み返すとまた違った発見がありますね。
実は私はこの本からLEEの存在を知りました。ファッション、ライフスタイルというカテゴリだけではなく、素敵な大人になるためのヒントがつまった雑誌だなとつくづく感じます。
エッセイスト・菊池亜希子さんの原点『みちくさ』1~3
これは前述の雑誌『PS』の連載を本にしたもの。あっこちゃんが最初に出版した本です。独自の目線で街を散歩してお店を紹介しています。関東近郊から、日本各地、フィンランドなど海外の回も。表紙と同じく、中にもあっこちゃんの街の地図が描かれており、見ているだけでウキウキ。当時は独身だったので、仕事が休みの日はこの本を片手に同じ町を歩きました。私は一人で知らない街を散歩するのが好きなのですが、まさしくこの本のおかげ。
初回特典だったあっこちゃんデザインのしおり。もったいなくてずっと大事に本に挟んでいました。
あっこちゃんの細かいイラストがかわいくて、何度も読み返したり、真似して散歩絵日記を描いたり…。今はネットでなんでも探せてしまうけど、当時はこの本に行きたいところがギュッと詰まっていて、まさにバイブル。
発売イベントにも参加し、本にサインをもらいました。今でも宝物です!
当時彼氏だった、夫と一緒に行って、イベント終了後、会場をブラブラしてたら、あっこちゃんにお会いして、3人で写真を撮ってもらったことがあり、忘れられない思い出です。
帯のメッセージはリリーフランキーさんや皆川明さん。第3巻は満島ひかりさんという、なんとも豪華な方々が書かれています。
実家にはあっこちゃんが編集長を務めたムック本『マッシュ』や、喫茶店の本、絵本の本など、たくさんの本が眠っております。どれも思い入れのある本。今の家が狭くて本棚が置けないので、家を建てたら、あっこちゃんコーナーを作り、休日にゆっくりと読み返したいです。
TB - おゆう
事務 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
38歳/夫・息子(7歳)・娘(3歳)/手づくり部・料理部・美容部/小学生男子とおてんば娘のワーママです。子どもたちとのお出かけからエンタメ記事(特にテレビドラマが好き)まで幅広く書いています。生活の役に立つモノやハックのシェアしたがり屋。ファッションも大好き。LEEを参考に、平日は通勤でキレイめコーデ、休日はカジュアルコーデを楽しんでいます。LEEマルシェをのぞくのが日課です。身長158cm。2024年は推し活も励みたい!
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。