週末が足りないと思うくらい、秋冬が大好きです。
先日、レンタルサイクルをして楽しんできました。
選んだエリアは筑波山を臨む茨城 霞ヶ浦湖畔
山を臨みながら、湖畔を走る。。。。想像しただけで素敵じゃないですか。
それがしてみたくて、選んだのは茨城県の霞ヶ浦。
この辺りは、なんでも自転車の聖地?らしく、わたしたちとは全く違う本気のサイクリストも集うところなんだとか。
コースもいろいろあって、最長120km!ヒルクライムのコースもあるみたいですよ。
タンデムがレンタルできるのは茨城 土浦ラクスマリーナのみ
なぜ、ここを選んだかといいますと、タンデム(二人乗り)に乗りたかったから。
土浦市ではいろいろなところでレンタルサイクルを行なっていて、所定場所であれば乗り捨てもできるらしいのですが、わたしはどうしてもタンデムに乗りたくて。
タンデムを貸し出しているのは、ラクスマリーナというマリーナのみ。
乗り捨ても不可なので、絶対に帰ってこなければいけない試練があります。笑。
予約は3日前まで、駐車場は隣接する土浦りんりんパークに無料で停められます。
コースも安心!道迷いリスクが少ない親切設計
ヘルメットも貸し出してくださるので、必ず装着してコースを確認、いざ出発です。
サイクリングのメッカ、とあって、コース上には道路に矢印がずっと書かれていて、そこを通れば迷う心配もなしなんです!
レッツ サイクリング
さて、いよいよ出発です。
タンデムは長いので、曲がる時などは大回りしなければなりません。
ちなみに前の人が、ハンドル操作とギアチェンジ(しかも前の人、後ろの人それぞれ二人分!)を、後ろの人は漕ぐのみという役割分担でして、前が圧倒的に責任重大。
それを聞き、当たり前のように後ろにそそくさと陣取る妻。
この日は、曇り空でしたが秋風が吹く気持ちのいい日でした。
写真は何かといいますと、ハス田です。
茨城県は蓮根の産地というのは知っていたのですが、ここ霞ヶ浦の湖畔沿いにこんなにもたくさんのハス田が続いているとは知りませんでした。
走れど走れど、右手に霞ヶ浦、左手にハス田が続く、今までにみたことのない風景です。
夏には蓮の花がたくさん咲くわけですから、それはそれは大絶景でしょう!
シンボル筑波山もちゃーんと臨めます。(びっくり!写真がなかった、汗)
さらに進むと、みたこともない小屋がいくつも出てきました。
これは、鯉の養殖小屋なんですって。
湖畔から、ちょっと危うい桟橋?を結構歩いた湖の中にあります。
少しばかり冷えた秋の風に揺れる湖畔の植物たちが、この小屋をなんとも叙情的に見せてくれました。
小さな橋を渡ったり(カーブは特に注意!)
のどかな風景が広がります。
スタートより、必死に漕ぎまくりまして、霞ヶ浦大橋という大きな橋を向かい風に悲鳴を上げながら渡って、【道の駅 たまつくり】で昼食。
もうこの時点で、脚がだいぶガクガク。そして、お尻が痛い、泣。
もうちょっと先まで行きたい気持ちもあるのですが、とにかくお尻が痛くて痛くて。
ママチャリの優しいふわふわサドルと違って、硬いのなんの。
パット付きパンツをわたしは持っていなかったので、自前のお尻のお肉で臨んだのですがとにかく痛い。。。
というわけで、元の場所に返さなければいけないので、ここは勇退。戻ります。
あんなに必死に漕いだ橋の上は、帰りは追い風がスーイスイ、Eバイクかしらと思うくらい楽ちんで橋を渡り切りました。
だが、しかし、やはりお尻が痛いのと、少しはこの土地を見たい気持ちもあり、休憩(お尻休めともいう)も兼ねて富士見塚古墳公園に立ち寄りました。
前方後方墳に萌え。
ここは、この古墳の周りに桜の木がたくさん植えられていたので、春は素敵なお花見の場なんでしょうね。
階段付きで登ることができます。
資料館もあるので、ぜひご覧になることをお勧めします。
シカの埴輪が可愛かたです。
疲れすぎて、古墳の上で昼寝をする人。
かなり気持ちよかったのです。
さて、帰らねばならぬので再びスタート。
茨城名物のさつまいも!
干し芋を栄養補給に湖畔でいただきながら、
対岸に牛久の大仏を見つけて、大仏だー!と声を上げながら、
ようやく元の場所に着いたのは、16時半。
お借りしたのが朝9時半だったので、随分と頑張りました。
走行距離54.5km
さて、どのくらい走ったかといいますと、54.5kmでした。
サイクリストはもっともっと走るんでしょうが、タンデムでよく頑張ったと自分達を褒めたい。
実際の体力、脚力、コース取り、ハンドル・ギア操作(なんでも夫は常にギアは重く、わたしは軽めだったそうで)の7割くらいを賄ってくれた夫に感謝です。
もし、この記事を読まれて、やってみたいと思ってくださった方がいらしたのであれば、ぜひチャレンジしてみてください!
湖畔に広がるハス田、雄大な筑波山、長い桟橋を渡る鯉の小屋。
ここでしか出会えない風景を、自転車というツールだからこそ味わえる、日差し・香り・風があります。
ただし、お尻パットは絶対に必要です!
それでは☺︎
リヨン