こんにちは、ぴすけです。
今日は読書の記録を。独り言のように感じたことを徒然と綴ります。
元日本一のニート phaさんの著書
著者名のところに『元日本一のニート』とあるのです。元日本一のニートって⁉︎と思ったのもこの本に興味を持ったきっかけでした。
phaさんは京都大学を卒業後、就職した企業に馴染めず30歳前に退職。そこからニート生活をスタートしたのだそう。
一見華々しい経歴から自ら決断してニートへ。phaさん流の『しないこと』リスト
京大卒から就職、20代で仕事をしないという選択。なかなかできない〜。この本はphaさん流のしないことがリスト36まで紹介されているのですが、共感できるものから、目から鱗というものまで。あまり使いたくない言葉ではありますが『一般的には』するべきとされているような『しないこと』リストもあって目次だけでも興味をそそられますよ。自分にはない考え方が見つかると思います。私が印象に残ったエピソードを簡単に、自分なりの解釈でご紹介してみます。
こうあるべき!の呪縛から解放
そんなつもりはなくても『こうあるべき』、『これが普通』と自分の考えが凝り固まってくるものではないでしょうか。
私は人に対しては『そういう考え方もあるよね〜』と違いがあまり気にならないタイプではあるのですが、自分のことになると今までの考え方や生活を大きく変える勇気がなかなか持てないのです。そんなこと無理かな、と臆病になるタイプ。phaさんはそれがとてもフラット。自分の暮らしや価値観についても、当たり前と思いがちなことも『本当に必要なのか?』『それやめてもいいじゃん』と俯瞰して気付く身軽さを持っています。
しないことリストの共感ポイントと違和感ポイントに気づく
しないことリストを読んでいると、あぁこういう切替えができるようになったらなぁと思う一説が出てきます。それは人によってそれぞれ違うだろうけど、きっとみんな何かしらひとつはこうありたい、こうあれたらなぁと思えるリストがあるはず。そう感じるリストこそが自分にはない価値観だったり、苦手としていることなのかなと思います。
例えば私的に『自分にはなかなか難しいな、、』と思ったのが、うまくいかない時は自分じゃなくて環境を変えてみる、気が向かないことは頑張らないで止めるとか、うまくいってもいかなくてもたまたまと捉える、、。といった考え方。私に限らずうまくいかない時に自分に原因を求め、自分を変えなきゃと思う人は多いと思います。
大事なのはそのリスト通りに実行するかどうかというより、えええーそんなことできないなぁというリストがあることをまずは認識すること。つまり、そういう違和感が強いリストがあるということは、偏りや凝り固まりが強いポイントなのかなぁと思うのです。どっちの捉え方が正解なんてことはないのです。
自分の思考のクセを知り、対極の捉え方を意識しておくのは凝り固まらない自分でいる上で重要かなと感じます。
無理しないって大人になると難しくない?
億劫になること、嫌なこと、辛いこと、大人になると当然ですが増えます。だけど、それを我慢して、無視してでも頑張るのが大人であるというようなところもありませんか。phaさんはそんな自分の辛さや不調を無視しない重要性を語っています。うーん、確かになぁと。嫌なものはいい加減に投げ出せばということではなくて、自分の息苦しさや疲れ、辛さをしっかり認めて頑張りすぎてないか、日々解放してあげるのはとても大事なこと。
それを無視して気付かぬふりをすると一気に体調や気持ちの揺れに繋がるというのは誰しも少なからず共感するのではないでしょうか。
人とのつながりを大事にすること
歳を重ねるごとに、色んな人との関わりこそが成長する上で大事なことだと強く感じます。それは子育てを通して息子と関わることでも感じています。一方で、、私は昔から閉じこもって一人でダラーっとしているタイプ。それに居心地の良さを感じてしまうのです。(意外と言われるのですが独身の時の休日は基本寝て過ごすのが好きな人でした。結婚出産を経てだんだん社交的に。)
phaさんも人との関わり方はそれぞれの性質に合うやり方を見つける必要があると語っていますが、どういう人であれ、人との関わり、人や社会に自分を開いておくことは大事だと伝えている気がします。
それは学校や職場でいい人間関係を作るというような通りいっぺんなことではなくて、ひとりぼっちで閉じこもらないということ。
自分だけでなにかするのではなくて、周りの人と共有することで、自分だけでやるより何百倍もの加速度でうまくいくこともあるということ。そしてどうしようもない時に救われることもあるということ。色んな人の考えに触れるからこそより良く素敵に磨かれるということを忘れたくないものです。
疲れた時に自分をリセットする本
実はこの本を通しで読むのはこれで4回目?5回目?です。サラッと読めるし、目次からその時気になるリストを読むなんていうこともしやすい本です。
疲れている時ってたいてい読書する気力もないんだけどこの本はそういう時こそ思い出す不思議な魅力があります。気持ちを楽にしてくれる!そんなに頑張らなくても凝り固まらなくてもいいんだったと気づかせてくれる本です。これからも繰り返し読むのでしょう。毎回この本を読んで一番思うのは、人に対しても自分に対しても捉え方を一つではなく、こういう考えや状況だってあるよねと俯瞰して常に寛容でいられることの重要性。それが人柄をまーるくし、疲れやストレスを溜めないことに繋がるのではないかなーと自分なりに感じ、意識したいと思っています。
しかし、、気づいたらものすごく長い独り言ブログになってしまった。。では、このへんで終わり!笑
012ぴすけ
ぴすけ
35歳/夫・息子(4歳)/料理部・美容部/時短勤務しながらやんちゃな男の子育児に奮闘するワーママです。とにかくファッションが大好き!憧れブランドを纏う高揚感も、プチプラの掘り出し物を探すワクワク感も両方好きです。お菓子作りやうつわ、アロマ、美容にも興味があります。家族とともに、日々楽しく、美味しく、穏やかに過ごしていきたいです。Instagram:@yhana0619
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