息子の夏休みももうすぐ終わり、来週から新学期です。
このお休みの間に、私も息子もパン作りに挑戦しました。
夢のふわふわ食パン
ドイツに来てからずっと日本のふわふわパンロスだった私。
一般的に「ドイツパン」と呼ばれているのは、ライ麦の含有量が多い黒パンのことですが、
ドイツにも一応「Weizenbrot(ヴァイツェンブロート)」と呼ばれる白パンもあります。
でもやっぱり日本のパンと比べると硬くてパサパサ。
スーパーで買える食パンは全てサンドイッチ用のようにスライスされていて、
厚切りのものはありません。
「super soft」と書かれているのにそんなに柔らかくない食パン。
「ふわふわの食パンが焼けるようになりたい」と、ドイツに来てからずっと夢見ていたものの、
ネットを見ながら自己流でたまーにパンを焼くくらいなので、
うまくいったりいかなかったり。
これは今までで一番ふわふわに焼けたハイジの白パンと白クリームパン。
しかし、そんな食パンを焼くレベルにも至らなかった私に、オンラインレッスンでパンを教わる機会が訪れたのです。
オンラインパンレッスン
時差の関係で長時間のレッスンが難しく、最初はおうちパンを習う予定だったのですが、
ゆめいさんやきなこちゃんが焼く食パンに憧れて、無理を言って食パンのレッスンをお願いしました。
「ふわふわで見た目も美しいパンが焼けるようになりたいです!」
と、何度「ふわふわ」というキーワードを言ったかわかりません。
私のわがままに応えてくれた先生には感謝しかありません。
ドイツの小麦粉は日本のものと違ってグルテンの含有量が低く、うまく膨らまないかもしれないと、
レッスン直前まで色々とふんわりさせる方法を考えて、レシピを作ってくださいました!
そしていざ、レッスンの日。
気さくに優しく話してくださり、終始楽しくレッスンをすることができました。
案の上必死すぎてレッスン中の写真が撮れず、最後に記念撮影。
でもパンの状態を逐一記録しておけばよかったと後で後悔しました。
なぜなら・・・
失敗を経て成功した食パン作り
1回目は綺麗に膨らまなかったのです。
2次発酵後急速にしぼみ、そのまま膨らまなかった記念すべき食パン第1号。
せっかく教えてもらったのだから(しかもマンツーマンで!)このままでは終わりたくない。
時計を見るとまだ朝の10時半。
「よし、記憶が新しいうちにもう一回焼こう!」
と先ほど教えてもらった手順通りに最挑戦。
失敗の原因を話していて、「過発酵かもしれない」という先生の言葉から
オーブンでの発酵を見直して焼いたのがこちら。
今度はうまく膨らんだ。
2次発酵の後もしぼむことなく、オーブンに入れるとむくむくと膨らんでくれた食パン第2号。
焼いている間も心配で心配で、そしてぷっくり膨らむ姿が可愛くて、オーブンに張り付いて眺めてしまいました。
綺麗に焼けてよかった〜。
焼きたて食パンでサンドイッチパーティー
食パン第1号と第2号はその日のうちに食べたかったので、
夜ご飯をまたまたドイツ風のKaltes Essenにして、サンドイッチパーティーにしました。
具材を用意して各々自由にサンドするスタイル。
息子も「これまでママが焼いたパンの中で一番美味しい!」と言ってくれました。
アレンジレシピも
レーズン食パンへのアレンジレシピも教えてもらったので、
張り切ってこの日は山食パンとレーズン食パンの2つを焼いてみました。
今回はパウンド型で焼ける食パンを教えていただいたので、
かわいいサイズに焼きあがります。
夢の厚切りトーストや
厚切りフレンチトーストも実現!
嬉しい〜。
次はあんこを練りこんだ、あん食も作ってみたいな。
息子の初めてのパン作り
私に続き、息子も先生からパン作りを教わりました。
初めましてのツナちゃん親子とTannyちゃん親子とも一緒に作れて、とっても楽しい時間でした!
画面越しですが、初めて100人隊の同期と会うことができて嬉しかった!
この日のテーマは「かたつむりパン」。
前夜に仕込んで冷蔵発酵させた生地を成形し、最後は絵を描いた画用紙に乗せて完成!
時差の関係で朝のレッスンとなり、息子は寝起きで機嫌がイマイチでしたが、
一生懸命先生のお話を聞きながら作っていました。
そして可愛くて美味しいパンが焼きあがると嬉しそうにパクパクと。
この日のレッスンで息子がこねた生地を使って、翌日はハムマヨパンを焼いてみました。
息子は次はうさぎの形のパンを焼きたいそうです。。
うう、具はどこにのせよう?中にクリームでも入れてみようか。。
しっかりとこねて焼きあがるふわふわの食パンと、
忙しい時にもさっと焼けるおうちパンの2つを教わり、我が家のパン生活がぐっと豊かになりました。
まずは安定して食パンを焼けるように練習して、
これからもいろんなパン作りに挑戦していきたいと思います。
カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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カーリー