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暮らし発見

マイ名品・セリアの洗濯ハンガーと、衣類除湿乾燥機と、狭小住宅の洗濯事情。

  • エミッコ

2020.05.12

  • 10

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また洗濯ネタ!ですが、そうそう、私って洗濯がまあまあ好きで、すごい嫌い。です。

何が嫌いかというと、洗濯が「最も定刻通りに終わらない家事」なこと。つまり、天候や気温に左右されまくって、「洗濯物の取り入れ」という家事の時間が定まらないことです。

 

”洗濯”という家事は、不測の事態との闘い。

そう、私、不測の事態が大の苦手でして。

ざっくりと決まっている「○時からパート、○時からごはん」というような日々のルーティーン。子供の都合や天候などで多少の誤差は出るにしても、まあまあ、たいがいの予定はプラスマイナス30分以内には収まります。

が。

洗濯は・・・洗濯だけは・・・・

雨が降れば、いつ乾くかわからないし。
冬の日々も、いつ乾くかわからな・・・どころか、永遠にナマ乾きだし。
真夏の太陽で速乾だぜ!と思っていたら、ゲリラ豪雨で無に帰すし。

しかも乾かないと、「先に乾いたものを間引きしてスペースを開けて、乾きやすくする」という余計な手間まで増えるし。

そして臭うし!洗ったのに不衛生とか意味不明だし!

と、とにかく苛立ちが募る。←短気

 

更に残念なことに、我が家は横幅2.4メートルの狭小住宅。当然、洗濯物を干すスペースも狭小でして

・室内干しスペース:幅223cm・奥行84cm
・ベランダ:幅185cm・奥行80cm

という、一人暮らしか!なプチサイズ。ゆえにどうしたって洗濯物が密集してしまい―――乾きの悪さは天下一品 (T-T)

 

↑ これで室内干しスペースの半分以上が写ってます。せまい。(そしてベランダはこれよりせまい!)

 

母なる自然と戦うのをやめて、文明の利器(衣類除湿乾燥機)を導入。

それでも、「シュフたるもの、洗濯物のために自然と格闘するぐらい、当たり前のこと。」と戦ってきたのですが・・・

「はあぁぁ~、昨日の洗濯がまだ乾かな・・・いやアンタ、一昨日の子やないの!?」みたいな日々が続き、洗濯にはかなり疎めのお父さんですら「これはさすがにアカン。」と気付いてくれた様子。

何か文明の利器を使うべきではないか

という声に救われ、なななんと、衣類除湿乾燥機―――なるものを手に入れました。
そしてこの日から、我が家は「完全★室内干し制度」へと移行しました。

 

使い方はカンタン。

洗濯物を干すスペースをびっちり閉め切って(外からの湿気をシャットアウトするため)、洗濯物になるべく風があたるように除湿乾燥機を設置して、タイマーをセットして、逃げるだけ!

 

感動。
私、感動です。

これで明日から、毎日定刻に洗濯物が取り入れられるのかも。
これで明日から、家中に干された洗濯物(←冷暖房の真下には必ず洗濯物が居座っていた)をよけながら生活しなくていいのかも。

感動・・・です!!

 

ところがどっこい、現実はそう甘くはなかった。

そう、そうなんです。そんな簡単には解決しなかった。

最長の8時間タイマーにセットしても、場所やモノによっては乾いていないものがちらほら。
勿論それでも、今までに比べれば物凄い乾きよう。8時間後には7割の洗濯物が乾いているなんて、信じられないほどありがたい話で。

でもせっかく本体+電気代のコストをかけたんだから―――なるべく短時間で、全部カラっと乾かしたい。なんかそうじゃないと納得がいかない。と思ってしまう妙に厳しめの消費者(私)は考えた。

むむむ。
むむむむむむむ。

 

―――ようわからん。

ないアタマで考える時間がもったいないので、手っ取り早く「洗濯物の干し方」を検索。ひたすら検索して読み漁る。

そして試行錯誤の上辿り着いた結論は、

 



とにかく空気の通り道を作る。

・・・めっちゃ普通 (=_=)  す、スミマセン。

こ、これでもすんごい色々、試してみたんです。
でもどれも一長一短で、思い描いた解決には至らず。

結局のところ基本に返って、「とにもかくにも、徹っ底的に空気の通り道を作る!」というのが答えとなりました。

あまりにシンプルな結論ですが、この徹底空気作戦により我が家は(極小スペース+除湿乾燥機で)夏場は3時間ちょっと・真冬でも6時間以内にはほぼ全ての洗濯物がカラリと乾くように。

そしてそれには、セリアの洗濯ハンガーが!―――なくてはならない必須アイテムだったのです。←4見出しを経て、ようやくタイトルのアイテムが登場。

 

セリアの洗濯用ハンガー「速乾メッシュハンガー」(だったと思う)

それがコレ。
セリアの「速乾メッシュハンガー」です。

乾かない理由のひとつである、

前身ごろと後見ごろがくっついて、空気が通らない。

をアッサリ解決してくれる、地味だけどめちゃくちゃ優れもの。しかもメッシュになっているので、肩の部分も空気が通りやすい。

 

↑ こんな感じで服の前後がしっかり離れて、空気が通ってくれる。
これだけでホントに、乾きが断然速くなります。

しかも、肩の部分が優しくラウンドしているので肩にハンガー跡がつかず、キレイなシルエットで仕上がってくれるのが嬉しいところ!(こういう速乾系のハンガーって肩部分がモリっとデッカイものが多くて、どうしても肩にヘンテコな跡がつきがちで。泣)

 

そして小ぶりサイズなので、

↑ 子供服も干しやすい。サイズ60の頃から使っています。
(※実際に干す時はもちろん乾き重視でエリを立てますが、写真では見た目重視でエリ下ろし。)

 

さらにさらに、オススメなのが

靴下干し。
これ、地味にめっっっちゃくちゃ重宝していまして。

靴下って小さいがゆえにどう干しても前後がくっつきやすくて、厚手の綿素材のものなんかはもう・・・どうーーーしてもつま先が乾きにくくて。

でもこれなら、見事な筒状に。もちろん中はメッシュなのでちゃんと空気が通り、厚手の靴下もキッチリ速乾!
「可愛いから履きたいけど、乾かへんのメンドいしなぁ~。」と躊躇しがちだった厚手のコットンリブソックスも、今はガンガン履けております。

 

ボトムスも、やっぱり徹底的に空気を通す。

メッシュハンガーが使えないボトムスは、こちらのピンチハンガー(10ピンチの小ぶりなもの)で前後の隙間を確保。

 

これだけ前後に隙間が空けば、生地たっぷりのスカートも怖くない。

更に乾きにくそうな素材の時は一回り大きいピンチハンガーを使って、もっと盛大に隙間を作ります。
生地が重なってしまって乾きにくいポケット部分も、ペロン♪と捲り上げてピンチで挟んでおけば乾きムラなし!

 

その他も、とにかく空気を通す。

その他、月並みではありますが・・・

パーカなどフードつきのトップスは、グランマにもらったこのハンガーで。
矢印部分についているフード用のハンガーがフードを持ち上げてくれて空気が通るので、フード&フードの下敷きになる背中部分が乾きやすい。

これでもう少し身ごろ部分に厚みがあったら最高なのになぁ~♡なんて、いただいておいて贅沢を言う娘。おーい!グランマー!(←グランマ、ブログ読んでくれているらしいのでここでねだってみる。)

 

最後に、タオルも・・・

ニトリのタオル用ハンガー。
こちらも幅があるので、二つ折り状態で干したタオルの間に空気が通ります。

幅のないタオルハンガーを使ったり、物干し竿への直干しをしていた頃に比べると、本当に速く乾くようになりました◎

 

以上、長くなりましたがようやく、入隊の頃から温めていたネタを出すことが出来てホッとしております。←遅。

少しでも、我が家のように洗濯物干し環境にあまり恵まれていない方(?)や、これからの梅雨の洗濯事情にブルーな方のお役に立てれば・・・幸いです~。

エミッコ

41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina

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