いつもの春より、休日に家で過ごすことが多い今年、
庭の向こうの借景の桜を眺めながら、お茶、焼き菓子、本、の幸せ3点セットでゆっくりします。
春のわたしの課題図書、
最近は本を読むペースが落ちています。
小説の世界にどっぷり入ってトリップするのがわたしの読書の楽しみでしたが、近頃はそういうのがしんどい、なぜか。
なのでお気に入りはもっぱらエッセイや料理本や旅行記みたいなものばかり。
最近買った二冊もやっぱりそんな感じです。
林真理子さんのエッセイは出たら必ず買うリストの最上位。
今回もおもしろくてあっという間に読んでしまいました。
このエッセイは週刊誌で長らく連載されているものを単行本化したものですが、なんとこの連載が史上最多の1615回突破(ギネス申請中!)とのこと。
わたしおそらく単行本全部読んでるなぁ。
もう一冊は、寿木けいさんの「いつものごはんはきほんの10品あればいい」。
こちらは料理エッセイのような本です、、
寿木さんの書く文章がとても好きで、料理や食べものに対する食いしん坊加減にいつも共感する。
小さい子どもがいて、フルタイムで働いて、帰り道に、今夜のごはん、何にしよう?と頭を悩ませながら、家に着いたらパパパと夕飯の支度をする。そんな寿木さんご自身の毎日から生まれた本は、わたしの毎日にもぴったりの本でした。
基本の10のレシピを展開して、慌ただしい平日も30分程度でちゃんとおいしいごはんが作れる工夫がたくさん紹介されています。
なんてことない、あっという間に作れる、名前もないようなシンプルな料理をいくつか知っていれば、慌てた夕方も夜も、気持ちが落ち着いて、
大丈夫、あと30分後にはおいしいあれができているから、という安心感が手に入る。
この安心感こそが、バタバタした日常に一番欲しいものだったりするのですよね。
わたしは仕事としても、日常も、料理をすごくよくする方だと思うし、大好きだけれど、
それでもやっぱり慌ただしい中でするごはん作りと、休みの日に材料を1から揃えてレシピ片手にゆっくり楽しみながら作る料理とは気分的には全然違うものです。
どちらの料理も、ゴールはおいしくて楽しく食べたいのは同じ、だからそのための工夫は必要だと思うのでした。
本のお供のおやつ、
スコーンは友人に教わったリッチな生地のほろっとしたスコーン。
バターたっぷり入っている上にまたバターたっぷりのっけて食べるのが正解。
フロランタン大好きなわたしに、こばんちゃんが送ってくれたフロランタン。
誕生日プレゼントの郵送物に入れてくれていました。
うれしいなぁ。
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
この記事へのコメント( 6 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
TB あき