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おでかけ部

*3世代台湾旅行:美味しいもの編*

  • シモマユ

2018.10.12

  • 10

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さて3回目は、みんな大好き「美味しいもの」編。

台湾旅行の醍醐味ですよね!
小籠包にスイーツに、夜市でB級グルメ、あれもこれもと食べていると、
胃袋がひとつじゃ足りないくらい。
ここでご紹介するのはどこも間違いないお店ばかりです。
皆さま、メモのご用意を!

朝食

ホテルは朝食付きではあるのですが、せっかくだから台湾らしい名物朝食を食べたい。
宿泊したホテルCOZZIから通りを渡ってすぐの所に、朝食の有名店があるんです。

阜杭豆漿(フーハン・ドウジャン)というお店、崋山市場という建前の2階にあるのですが、週末だと朝6時過ぎにはもう行列が。
交差点の所まで列が伸びていると、お会計まで40分くらいかかりますが、臆することなく並んで欲しい。
それくらい美味しいのです。

写真は8時過ぎ頃。交差点よりもっと長く列が伸びていました。これだと1時間以上待ちそうです。

ホテルCOZZIなら、寝ている家族を部屋に残して一人ゆっくり並び、まだアツアツのをお持ち帰り(外帯/ワイタイ)できるのが嬉しい。

こちらのお店でぜひ食べて欲しいのはこちら。

◎鹹豆漿(右上):塩味の豆乳スープです。ふるふるとおぼろ豆腐のように固まっていて、具からも良いダシが出ていて、朝イチの胃に沁みます。
◎薄餅夾蛋(右下):モチ&サクっとしたクレープ生地のような中に、ネギ入りの玉子焼きが巻いてあります。
他に厚餅もあります。ガツンと食べたい方は厚い方で!

阜杭豆漿
100台北市中正區忠孝東路一段108號

昼食

柔らかく煮込まれた牛肉がドカンと乗った牛肉麺も、台湾の名物です。
永康街でのお買い物ついでに立ち寄りたいのはこちら、その名も永康牛肉麺です。

お店の前には列ができていますが、2階にも席があり、回転は早めです。
こちらで頂いたのは、

◎紅焼牛肉麺:ピリ辛醤油の牛肉麺
◎清燉牛肉麺:塩味の牛肉麺
◎粉蒸排骨:スペアリブとサツマイモのもち米蒸し

牛肉麺はどちらも小サイズ。でも充分すぎるボリュームです。
柔らかめのうどんのような麺に、大きな牛肉のかたまりがドーンと乗っているのですが、これがとろけるように柔らかいのです。
スープも出汁がきいていて、飲みほしたいくらいです。紅焼もそれほど辛くなく、ほどよい!

粉蒸排骨は、サツマイモの上にスペアリブ、その上にもち米が乗って蒸してあるのですが、ピリ辛のもち米と甘いサツマイモが合わさって面白い。
小さく見えますが、芋ともち米なので結構ボリュームがあります。

他に野菜の小皿が置いてあるので、好きなのを選んで取ることもできますよ。

永康牛肉麵
106台北市大安區金山南路二段31巷17號

スイーツ

台湾風かき氷、日本でもすっかり定着しましたよね。
フルーツ盛り盛りのと、小豆など伝統的なトッピングの、2種類楽しみました。

まずはフルーツ盛り盛り、冰讚。
このお店、マンゴーの旬の時期にしか営業していないんだそうです。
1番人気という「芒果雪花冰」に、自家製プリンをトッピング。

今までそれほどマンゴーに食いつかなかった息子も、完熟の甘ーいマンゴーに夢中です。
最後は勝利の盃を飲む力士のように、器からじゅじゅーっと飲み干していましたよ。

冰讚
103台北市大同區雙連街2號

もう一つ、冰讚からもすぐのスイーツ屋さん、双連圓仔湯。
新しく綺麗なお店ですが、1951年創業の老舗です。
寧夏夜市からもすぐで、食べ回りするのもオススメです。

こちらでは、小豆、白玉、パイナップルをトッピングしたかき氷をオーダーしました。
他に、このお店の看板メニューでもある焼麻糬も。
おモチを油で煮て、ピーナッツの粉をかけたものです。
思ったほど油っぽくなく、香ばしくておいしい!

台湾は食べたいものが多いので、かき氷も一つをシェアして食べるのが良いと思います。

双連圓仔湯
103台北市大同區民生西路136號



夕食

今回、定番の鼎泰豊はあえて外しました。
台湾に来るたびにほぼ毎回食べていて、やっぱり最高に美味しいのですが
(小籠包もだけど、特に炒飯が大好き!)
他のお店も開拓したくて。

小籠包が美味しいと評判のお店の中から、初日の夕食には點水樓をチョイスしました。
いくつか支店がある中で、二二八和平公園近くのお店へ。

オーダーしたものは小籠包、點水豆腐煲、青菜の炒め物(カイラン菜)。
小籠包は色んな種類があるのですが、ここはベーシックなのを。

お豆腐の煮込み、これがとっても美味しかったのです。
どんな味、と聞かれると説明が難しいのですが、滋味深いと言うか、、

またこちらのお店、店員さんもとっても感じが良くて!!

ショートカットのおばちゃん、私たちが青菜炒めのサイズを迷っていると
「ちいさいので、じゅうぶんよ!」
(確かに!小サイズでもすごく大きかった。)

お腹がすいた息子が待ちきれずにグズグズし始めると
「またせちゃって、ゴメンね!これサービスね!」
そして出してくれた有涼拌干絲(麺状の乾燥豆腐の冷菜)も、すごく美味しかったのです。

母曰く、お隣の席で注文していた東坡肉(トンポーロー/豚の角煮)もツヤッツヤで美味しそうだったとか。
でも、もうお腹いっぱいで入らない!
また来ようね、と、再来を固く誓う母娘なのでした。

點水樓 懐寧店
100台北市中正區懷寧街64號

台北にいくつもある夜市の中で、迪化街でのお買い物と合わせて楽しみたいのが、寧夏夜市。
有名な士林夜市と比べると小規模ですが、美味しい屋台が多いと有名なのだそうです。

この中の「方家」というお店で雞肉飯をいただきました。
ご飯の上に細くさいた鶏肉が乗っていて、鶏ダシの効いた塩味のタレがかかっています。
このタレがご飯とからんで、うまー!!
他にはネギ入りの卵焼き、冬瓜とハマグリと豚肉の塩味スープを。
どれもハズレなしの味でした。

大人気のお店なのでちょっと並びますが、席も多いし、食べたらみんなすぐ席を立つので、回転は早いかと。

方家雞肉飯
103台北市大同區寧夏路44-2號

寧夏夜市では、「阿婆飯糰」というお店で、台湾風のおにぎりを翌日の朝食用に買いました。
台湾風のおにぎりとは、広げたもち米に高菜のようなお漬物や肉でんぶ、揚げパンのような油條をぐるりと巻いたものです。
(朝食の写真の、左下にどーんとあるもの。)

両手でいっぱいになる大きさ、かつもち米ということもあり、すごいボリュームです。
ですが、甘辛い味付けや油條の食感、天むすのようなコクがマッチして、翌朝でも美味しくいただけましたよ!

夕食に、小籠包の美味しいお店をもう一軒。
台北101からほど近い(と言ってもタクシーがおすすめ)、明月湯包で3日目の夕食を食べました。

大通りに面した本店は4人がけのテーブルが5つ程度の小さなお店ですが、
歩いてすぐのところに、本店より広くて綺麗な支店もあるようですよ。

注文したのは、定番の小籠包(明月湯包)、日本人に人気だという蟹味噌の小籠包(蟹粉湯包)、
ブロッコリーと桜エビの蒸したもの(櫻花蝦茎青花菜)の3点です。
他に翌日の朝食用に、シラスの炒飯をお持ち帰りで。

小籠包はモチモチの皮で大きめ。
蟹味噌のも美味しかったけど、わたしはベーシックな方が好みでした。
お店で食べたメニューはもちろんのこと、持ち帰りの炒飯も翌朝までパラリとしていて、
これはきっと他のメニューも、どれも美味しいに違いない!と
胃袋が一つしかないのが残念に思いましたよ。

明月湯包
106台北市大安區基隆路二段162-4號

こう書いているだけで、またすぐに食べたいものばかり。
食べたいものにリストアップしたけれど、今回食べられなかったものもたくさんあり、
またいつか行った時にはアレ食べよう、コレ食べようと、野望は尽きません。

最後、「お買い物編」へ続きます。

シモマユ

38歳/夫・息子(4歳)/料理部/好きなもの・こと;美味しいもの、ぶらぶら街歩き、お茶をしながらおしゃべり。 仕事に育児に奮闘中。100人隊でたくさんの出会いや新しい経験を楽しみたいです。

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