FOOD

ごはんにも、おやつにも。せいろで「饅頭」

せいろで簡単「饅頭」レシピ/桑原亮子

  • 桑原亮子

2025.10.17

この記事をクリップする

桑原亮子さん流の作り方なら、手軽で失敗知らず!

ごはんにも、おやつにも。せいろで「饅頭(まんとう)」

ごはんにも、おやつにも。せいろで「饅頭(まんとう)」桑原亮子さん

せいろがブームの今、次にきそうなのは「饅頭」! お店で買わなくても、実は失敗しにくい簡単レシピで作れるんです。おかずや甘味を蒸したて饅頭にはさむだけで、とびきりおいしい食事やおやつが即完成するから、手作りする価値大!

Index
  1. ごはんにも、おやつにも。せいろで「饅頭(まんとう)」
  2. What’s 饅頭?
  3. 桑原亮子さん
  4. こねる作業さえ頑張れば、このレシピなら失敗知らず!
  5. 桑原さん流「饅頭」レシピ
  6. 材料・6個分
  7. 作り方
  8. 「せいろ」関連記事をもっと読む

もっと見る

桑原亮子さん流の「饅頭(まんとう)」

What’s 饅頭?

小麦粉で作った中華蒸しパンで〝肉まんの皮〞にあたるもの。中国北部では主食として、台湾では間食や軽食として食べられる身近な存在。近年、日本でも販売するお店が登場して浸透中。

発酵も厳密でなくてOK。大らかに作っていいんです

桑原亮子さん
桑原亮子さん

桑原亮子さん

Ryoko Kuwabara

1982年、広島県生まれ。主宰の料理教室SPICEUPは今年で10周年。6月に発売した新刊『レモンひと搾り、スパイスひとさじで。変わる、毎日の料理』(グラフィック社)ではエッセイも執筆。

こねる作業さえ頑張れば、このレシピなら失敗知らず!

「去年訪れた台湾で、饅頭に炒め物などいろんなおかずをはさんで食べたのがおいしくて。饅頭ってこんなに自由で楽しいんだ!と魅了されました。スーパーで買えるなるべく少ない材料で、作りやすいレシピに仕上げています。調味料とドライイーストをそれぞれ水と混ぜておくのが失敗しないコツ。こねる工程はホームベーカリーを使っても。手作りだからこそ味わえる、蒸したてフカフカの饅頭は絶品です!」



桑原さん流「饅頭」レシピ

調理時間 約100分(発酵時間を含む)

材料・6個分

\スーパーで買える少ない材料でできる! /

スーパーで買える少ない材料でできる!
  • 薄力粉……100g
  • 強力粉……100g
  • グラニュー糖……20g
  • 塩……1g
  • 油(米油などくせのないもの)……5g
  • ドライイースト……3g
  • 水……100mL

作り方

ボウルにグラニュー糖と塩、油を入れ、水50mLを加えて混ぜ合わせておく。別のボウルにドライイーストを入れ、水50mLを加えて混ぜ合わせておく

1 ボウルにグラニュー糖と塩、油を入れ、水50mLを加えて混ぜ合わせておく。別のボウルにドライイーストを入れ、水50mLを加えて混ぜ合わせておく。

ボウルに薄力粉と強力粉を入れ1を加えて、箸やへらである程度まとまってくるまで混ぜる
手でひとまとめにする

2 ボウルに薄力粉と強力粉を入れ1を加えて、箸やへらである程度まとまってくるまで混ぜ、手でひとまとめにする。

まな板などに出し、生地になめらかさとつやが出るまで手でこねる(打ち粉は不要)

3 まな板などに出し、生地になめらかさとつやが出るまで手でこねる(打ち粉は不要)。

平らにつぶす
四つ角を中心に向けてたたみ、合わせた部分を下にして丸める

4 平らにつぶして四つ角を中心に向けてたたみ、合わせた部分を下にして丸める。

ボウルに4を入れ、水でぬらして絞ったキッチンペーパーをかけるか、霧吹きで直接水をかけて湿らせる
ラップをし、生地が1.5倍くらいの大きさになるまで一次発酵させる(レンジの発酵機能を使う場合は40℃で40分程度。常温の場合は50分程度)

5 ボウルに4を入れ、水でぬらして絞ったキッチンペーパーをかけるか、霧吹きで直接水をかけて湿らせる。ラップをし、生地が1.5倍くらいの大きさになるまで一次発酵させる(レンジの発酵機能を使う場合は40℃で40分程度。常温の場合は50分程度)。

5を写真の要領で6等分に切り分ける
5を写真の要領で6等分に切り分ける
それぞれを4と同じようにして丸める

6 5を写真の要領で6等分に切り分け、それぞれを4と同じようにして丸める。

せいろにクッキングシートを敷いて並べる
水でぬらして絞ったキッチンペーパーをかける(8では外す)か霧吹きで直接水をかけてからフタをする
常温で30分程度、生地が写真下のように膨らむまで二次発酵させる

7 せいろにクッキングシートを敷いて並べ、水でぬらして絞ったキッチンペーパーをかける(8では外す)か霧吹きで直接水をかけてからフタをし、常温で30分程度、生地が写真下のように膨らむまで二次発酵させる。

沸騰して湯気の上がった鍋の上で13分蒸す。火を止めて3分休ませてから、フタを開ける

8 沸騰して湯気の上がった鍋の上で13分蒸す。火を止めて3分休ませてから、フタを開ける。

火を止めて少し休ませることで、しぼまずふわふわに。何にでも合うやさしい甘さで、軽やかな食べ切りサイズ!

完成!

火を止めて少し休ませることで、しぼまずふわふわに。何にでも合うやさしい甘さで、軽やかな食べ切りサイズ!

フライパンで蒸す場合は
\ ケーキ台などを使って /

フライパンで蒸す場合はケーキ台などを使って

せいろがない場合、沸騰させたフライパンに100均でも買えるケーキ台を入れクッキングシートを敷いて、フタをして蒸せばOK。

Check!

「せいろ」関連記事をもっと読む

Staff Credit

撮影/濱津和貴 スタイリスト/久保田朋子 取材・文/西原 章
こちらは2025年LEE10月号(9/5発売)「ごはんにも、おやつにも。せいろで「饅頭」」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

桑原亮子 Ryoko Kuwahara

スパイス、ハーブ料理を得意とする。大阪と東京、オンラインで料理教室「SPICEUP」を主宰。身近なスパイス使いのレシピが人気。最新刊『SPICEUPの作りたくなる日々の〝たれ〞』(主婦と生活社)。

閉じる

閉じる