\家族や友人から大絶賛のレシピ教えて!/
料理上手なあの人の「レジェンド鍋」
すべてが絶品と大好評だった、昨年LEE1・2月合併号の「レジェンド鍋」特集。この冬のおうち鍋は、さらなる高みに到達します!
話題沸騰の韓国鍋を試行錯誤でアレンジ。新たな伝説が始まる!
スペアリブのトマト鍋
調理時間50分
「ベースは韓国のピリ辛鍋“カムジャタン”。現地ではトマト入りで作るお店があると聞き、興味津々。想像力を駆使して完成させました。さけるタイプのチーズのビヨーンとのびる感覚も楽しい! 豆板醤(トウバンジャン)は、コチュジャンでもOK」(重信初江さん)
材料・4人分
- 豚スペアリブ……大8本(約700g)
- 長ねぎ……2本
- じゃがいも……2個
- カリフラワー……1/2個(約150g)
- さけるタイプのチーズ……2本
- A)
- トマト水煮缶(カットタイプ)……1缶
- 水……1L
- 酒……1/2カップ
- しょうゆ……大さじ1 1/2
- 豆板醤……小さじ1
- 塩、こしょう……各少々
- サラダ油……大さじ1/2
作り方
- スペアリブは表面の水気をキッチンペーパーでふき取る。長ねぎは6~7㎝幅に切る。じゃがいもとカリフラワーは大きめのひと口大に切る。
- 鍋にサラダ油を熱し、①のスペアリブを強めの中火で4~5分、全体に焼き色がつくまで焼いて一度取り出す。続けて長ねぎを加え2~3分、全体に焼き色がつくまで焼いて取り出す。
- ②の鍋にAを入れて煮立て、②のスペアリブを戻し入れる。再び煮立ったら、フタをして弱めの中火で20~30分煮る。
- ①のじゃがいもとカリフラワー、②の長ねぎを加える。野菜がやわらかくなるまで、フタをして弱火で10分ほど煮る。仕上げにさけるタイプのチーズをさいて加えてフタをし、1分ほど煮て溶かす。
シメ
鍋汁に残った野菜を軽くつぶし、ごはんを加えて軽く煮る。サラッと仕上げたいときは、ごはんをザルに入れてさっと流水で洗ってから加える。
本当に知りたかったレシピ!
料理のプロが作り続けるレジェンド鍋
深まる&重なるうま味。鍋は食べ進むほどおいしくなる!
伝説の鍋を生み出した重信さんから、鍋三昧になること必至のレシピを教わりました!
「鍋つゆの味さえ決めれば失敗知らず。鍋は簡単料理です。素材から出るだしで、あとはおいしくなる一方。具だくさんのスペアリブ鍋は、うま味が複雑にからみ合うたまらないおいしさ!」(重信初江さん)
Staff Credit
撮影/竹之内祐幸 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE1・2月合併号(12/6発売)「家族や友人から大絶賛のレシピ教えて! 料理上手なあの人のレジェンド鍋」に掲載の記事です。
重信初江
料理研究家
少ない材料と手間でできる、アイデアあるレシピがSNSなどで話題に。テレビや雑誌、企業のレシピ制作、料理イベントにもひっぱりだこ。近著に『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)『冬つまみ』(池田書店)、『おうちで深夜食堂』(共著、小学館)