料理の腕より、小さなアイデア!
人を招きたくなる「しゃれ感小皿」
おもてなし料理は、副菜やおつまみにこそ、さりげないセンスを感じるもの。料理上手じゃなくても、食材の新鮮な組み合わせや風味、しゃれた盛りつけ次第。「どうやって作ったの?」と褒められて、作る自分も気分が上がります!
\おもてなし上手なarikoさんが再登場!/
褒められる&気分が上がる「しゃれ感小皿」の秘訣は?
昨年12月号の大皿料理特集が大好評だったお二人。今年は食卓をセンスよく盛り上げる名脇役、自慢の小皿レシピを教わります!
教えてくれたのは
arikoさん
料理家
女性ファッション誌のエディター、ライターであり料理家。日々の料理や食事をポストするInstagram(ariko418)はフォロワー21万人。11月25日に、旅に関する新刊を発売。
あれこれつまめる軽やかさ、ひと口で満足できるインパクトを
「おもてなしの献立ってメリハリが大切で、前菜感覚の小皿は、『とりあえず、これでつまんでて!』くらいの気軽さがいいんですよね。一品をたっぷり食べるものではないから、ひと口でも満足感があるよう、味はしっかりめに。自分で量を調節できるペーストっぽい形状にしたり、具のカットを小さめにするのも○。地味色の小皿には、ハーブやたっぷりチーズをあしらうと、一気にしゃれ感が漂います」(arikoさん)
MYヒット小皿!
いぶりがっことクリームチーズのポテトサラダ
調理時間25分
「クリームチーズのコクと、いぶりがっこのスモーキーな香りがたまらない大人のポテサラ。10年以上作り続ける、私のおもてなしの定番!」(arikoさん)
材料・2~3人分
- じゃがいも……2個(400g)
- いぶりがっこの輪切り……5枚
- ルッコラ……適量
- クリームチーズ(室温に戻す)……60g
- マヨネーズ……大さじ3
- 塩、こしょう……各少々
作り方
- 鍋に皮付きのじゃがいもを丸ごと入れ、かぶるほどの水を加える。中火にかけ、やわらかくなるまでゆでる。熱いうちに皮をむき、つぶす。
- いぶりがっこは粗みじん切りにする。
- ①の粗熱が取れたら、クリームチーズとマヨネーズを加え、混ぜる。塩、こしょうで味を調え、②を加えて混ぜる。器に盛り、ルッコラを添える。
arikoさん流 小皿Point
- 具材のカットは小ぶり、味はしっかりめ、が飽きずにつまめる
- ハーブ、大葉、チーズ……仕上げのあしらいで、おもてなし顔に
Staff Credit
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/山口裕子 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE12月号(11/7発売)「人を招きたくなる「しゃれ感小皿」」に掲載の記事です。
ariko ariko
本業は編集ライターながら、おいしいレシピが絶大な人気で料理本も多数出版!SNSに投稿されるごはんが話題。