ビネガーの酸味でさっぱりと食べやすく仕上げます
いちじくビネガージャム
夏と秋、1年で2回出回る、いちじく。芳醇な香りと濃厚は味わいのいちじくは、生でそのまま食べても美味しいですが、はちみつと合わせて煮ると、豊かな風味の美味しいジャムに。
今回のビネガージャムは、いちじくの濃厚さを残しながら、ビネガーの酸味でさっぱりと食べやすく仕上げています。カルダモンは、なければ省略してOKです。
いちじくはしっかり熟れたものを使うと作りやすいです。今回は皮ごと使って、栄養も逃さず、色もきれいに仕上げます。
材料(作りやすい量)
- いちじく 400g(5〜6個程度)
- 白ワインビネガー 大さじ2
- はちみつ 120g
- カルダモン 5粒
作り方
- いちじくはなり口の硬い部分を切り取り、包丁で8等分に切る。カルダモンは指で潰してお茶パックに入れる。
- 鍋に1、はちみつの2/3程度(目分量でOKです)、カルダモンを入れて中火にかける。ヘラで時々混ぜる。煮立ったら混ぜながら10分ほど加熱する。
- とろみがついてきたら、残りのはちみつ、白ワインビネガーを加えてひと混ぜして火を止め、カルダモンを取り除く。アルコール消毒などをした清潔な保存瓶に移す。
Staff Credit
製作・撮影/榎本美沙
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。