近藤幸子さんの「おやこおやつ」
Vol.
56
「香港風マンゴーデザート」レシピ
夏にぴったり!マンゴーを使った香港で大人気のデザート、揚枝甘露(ヨンジーガムロ)を近藤幸子さんに教わりました。
とろっとしたマンゴーと、ぷるぷるのタピオカ、ココナッツクリームが合わさった濃厚な味に、さっぱりとしたグレープフルーツを入れて、本場香港の味を再現! マンゴーの甘味とグレープフルーツの爽やかな苦味が口いっぱいに広がります。この夏、食べてみたい新スイーツをぜひお家で作ってみてくださいね! 詳しい作り方は動画でチェック!
近藤幸子さんの「おやこおやつ」は毎月第3土曜日8時に更新!
本場香港の味!
「香港風マンゴーデザート」の作り方
揚枝甘露(ヨンジーガムロ)は香港で実際に食べたのを思い出しながら作りました。甘くて濃厚だけどさっぱりとしていて、ココナッツクリームのトロピカルさも加わった絶妙な味です。作り方は、ゼラチンなどで固めたりせずに混ぜるだけなので、お家でも簡単に香港の味にチャレンジできますよ!
近藤幸子さん
材料・3〜4人分
マンゴー……2個(正味300g)
レモン果汁……小さじ1
砂糖……50g
A・ココナッツクリーム……1/2カップ
・砂糖……大さじ1
パールタピオカ……20g
グレープフルーツ……1/2
- 皮をむいたマンゴー1個分を1〜2cmの角切りにし、砂糖とレモン果汁を加え、ブレンダーでピューレ状にする。残りのマンゴーも皮をむき1〜2cmの角切りに切っておく。
- Aを混ぜ合わせる。
- タピオカはたっぷりの熱湯で20分ほど茹で、水に取り粗熱をとる。
- グレープフルーツは皮をむき、少しほぐしながら果肉だけにする。
- 器に③のタピオカ、②のココナッツクリーム、①のマンゴーピューレを順に入れ、④のグレープフルーツと角切りしたマンゴーをのせる。
Point!
・今回はピンクのグレープフルーツを使いましたが、ホワイトでもOK! 本場ではグレープフルーツではなくポメロを使います。
・タピオカを茹でるときは、水から入れるとモロモロになってしまうので、必ず沸騰してからタピオカを投入してください。
▼マンゴーの切り方を詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック!
子どもの感想、反応は?
「混ぜるだけだから簡単だね!」(妹)
「高級中華料理店の味がお家で楽しめるなんて…」(姉)
子どもと一緒に作ってみてくださいね
近藤幸子さん
Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
近藤幸子さんの「おやこおやつ」次回は8月17日土曜日8時に、夏休みのお昼ご飯にぴったりな「ロコモコ風丼」のレシピを公開予定です。
Staff Credit
撮影/三村健二 取材・文・動画編集/伊藤美江
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。