肉汁がジュワッとあふれ出す!がっつり系の和風味
和風オニオンソースのハンバーグ
「にんにくをガツッときかせたマッシュポテトと、ざく切りレタス、目玉焼きを添えて決まり! 黒こしょうもたっぷり振って。スープはすっぱ辛いサンラータン、簡単だからすぐ作れますよ」(きじまりゅうたさん)
材料・2個、2人分
- 〈ハンバーグのタネ〉
- 合いびき肉……250g
- A)
- パン粉(乾燥)……大さじ4
- 牛乳……大さじ3
- B)
- 玉ねぎのみじん切り……1/2個分
- 小麦粉……小さじ2
- 溶き卵……1個分
- 塩……小さじ1/4
- こしょう……少々
- 〈ソース〉
- 玉ねぎのごく薄切り(繊維に直角)……1/2個分
- C)
- しょうゆ、酒、水……各大さじ1 1/2
- 砂糖……大さじ1/2
- 酢……小さじ1
- 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1+水小さじ2)
- バター……10g
- サラダ油……適量
- 粗びき黒こしょう……少々
作り方
- Aを合わせて5分ほどおく。Bの玉ねぎに小麦粉をまぶす。
- 冷たいフライパンにサラダ油をなじませておく(火にかけない)。
- タネを作る。ひき肉を冷蔵庫から出してすぐボウルに入れ、塩、こしょうを加え、白っぽくなるまでしっかりと練る。A、溶き卵を加えて混ぜ、Bを加えて混ぜる。
- タネを2等分し、空気を抜きながら手で丸め、直径約12㎝の円形にする。②のフライパンに入れて形を整え、中央にくぼみをつける。
- ④を中火にかけ、ジューッと焼ける音がしてきたら、それから3~4分焼く。焼き色がしっかりついたら裏返し、フタをして弱火で7~8分焼く。竹串を刺して、透明な肉汁が出ればOK。
- ⑤を焼いている間にソースを作る。小鍋にサラダ油小さじ2と玉ねぎの薄切りを入れ、しんなりするまで炒める。Cを加えて1~2分煮詰め、水溶き片栗粉でとろみをつけ、バターを加えて溶かす。
- 器に⑤を盛って⑥をかけ、黒こしょうを振る。
きじまりゅうたさんちのハンバーグ
おいしさの秘密
1. うちのタネ
生の玉ねぎに粉をまぶす
生玉ねぎを多く入れるので、粉をまぶすのがコツ。水分を粉に吸わせると、形が崩れたりするのを防げる。ひき肉は粘りを出すため、先によく練っておくこと。これもポイントの一つ!
2. うちの焼き方
冷たいフライパンに並べ入れる
フライパンを火にかける前に、ハンバーグを入れるのがコツ。高さを出すため、直径が広がらないようにし、中央をへこませる。これなら慣れない人でも、あせらずに作れるから便利。
3. うちのソース
水溶き片栗粉でとろみをつけて
ソースはすっきりした味にするため、別鍋で作る。玉ねぎは繊維に直角にごく薄く切ると、短時間で火が通るのでラク。最後に片栗粉でとろみをつけてまとめ、バターでコクをプラス。
「料理研究家の家だったので、ハンバーグは高校生の頃から作ってましたね。今は焼き目をしっかりつけて、中はふわっと仕上げるのがマイブーム。切ったときに肉汁たっぷり!が好きなので、高さを出すために直径12㎝くらいで作ります。とろとろの玉ねぎソースはしょうゆベースだから、ごはんと食べるとこれがうまい! 目玉焼きをのっけるのも定番です」(きじまりゅうたさん)
Staff Credit
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
こちらは2015年LEE10月号「グンとおいしく!うちのハンバーグ」に掲載の記事です。