料理上手なあの人のNo.1レシピ、大公開
何度作っても感動!
\わが家の/
「レジェンド鍋」
手軽に栄養をたっぷりとれる一方で手抜きの印象もあり「また鍋?」と家族に言われかねない鍋を、今年の冬は格上げ! 人気料理家が、家族や友達と食べている、周りでも大好評の鍋レシピを特別公開。「さすが」と「なるほど」な手順と食材の組み合わせから生まれる格別なおいしさは、まさにレジェンド級です。
教えてくれたのは
近藤幸子さん
Sachiko Kondo
料理家
家事や育児に忙しい日々から生み出される、工夫いっぱいで頑張りすぎない、レシピで人気。料理教室「おいしい週末」主宰。
本場ベトナムで習ったレシピ。友人たちのリクエストNo.1!
フォーの鍋
「家族旅行中に別行動をしてまで訪れた、現地の料理教室で習ったレシピをもとに。ポイントは、焼き玉ねぎとスパイス使い。シナモン&こしょうだけでも大丈夫です」(近藤幸子さん)
材料・4人分
- 鶏もも肉……2枚
- 玉ねぎ……1/2個
- 青梗菜……2株(200g)
- 紫玉ねぎ……1/2個
- エリンギ……1パック(100g)
- フォー……150g
- レモンの輪切り……1/2個分
- 香菜(シャンツァイ)のざく切り……適量
- A)
- にんにく、しょうが(皮付き)の薄切り……各1かけ分
- クローブ、カルダモン、黒粒こしょう……各3粒
- シナモンスティック……1/2本
- ナンプラー……大さじ2
- 塩……大さじ1/2
作り方
- 玉ねぎは皮をむいて3等分のくし形切りにする。魚焼きグリルの中〜強火で12分ほど、またはトースターで焦げ目がつくまで焼く。Aは合わせてお茶パックなどに入れる。玉ねぎは、焦げ目がつくまで強めの火加減でしっかり焼く。玉ねぎの香ばしさと甘味が、スープに一層の深みを加える。
- フォーはぬるま湯に15分ほどつけておく。
- 青梗菜は1枚ずつはがし、5㎝長さに切る。紫玉ねぎは5㎜幅の薄切りにする。エリンギは食べやすい大きさに切る。
- 鍋に水1.5Lと鶏肉、①を入れて沸かす。アクを取り除き、フタをして弱めの中火で15分ほど煮る。鶏肉を取り出し、食べやすい大きさに切る。
- ④の鍋にナンプラーと塩を入れて鶏肉を戻し入れ、③を加える。中火にかけ、沸いたら②のフォーを食べたい分だけ加え、2分ほど煮る。器に盛り、レモンと香菜を添える。適宜、フォーを足しながら食べる。
「おいしいLEEレシピ」に伝説級の鍋レシピ、まだまだあります!
Staff Credit
撮影/濱津和貴 スタイリスト/久保田朋子 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)『何度作っても感動! わが家の「レジェンド鍋」』に掲載の記事です。
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。