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FOOD

大人のハロウィンにも!「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」レシピ/「歩粉(ほこ)」磯谷仁美さんの、おうちで作れるやさしいお菓子

  • 磯谷仁美

2023.10.01

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シンプルで素朴ながら素材の風味をしっかり感じられるスイーツに定評がある、京都の大人気カフェ『歩粉ほこ』。“やさしい”味わいを、おうちでも再現できる“やさしい”レシピで、店主・磯谷仁美さんに提案していただきます!

Vol.

022

大人のハロウィンにも!「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」

「歩粉」磯谷仁美さんのレシピでつくる「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」できあがり01

かぼちゃのお菓子は、歩粉でとても人気で、かぼちゃのプリンもずっと作り続けている大切な一品です。

歩粉では、プリンはソースを添えてお出しします。 黒糖で作ったソースをかけて食べるので、プリン自体は甘さ控えめでかぼちゃの味がしっかり感じられます。

材料 (口径約6~7cm・高さ56cmの容器56個分)

  • かぼちゃ 中 1/8個くらい(蒸しかぼちゃは正味160g使用)
  • 卵 160g(約3個)
  • きび砂糖  40g
  • 塩  ひとつまみ
  • A
    • 牛乳  200g
    • 生クリーム 70g
    • シナモンパウダー 適量(お好みで)

<黒糖ソース> (作りやすい分量)

  • 黒糖 50g
  • 水 25g (黒糖の半量)
  • ラム酒(お好みで) 適量

下準備

  • オーブンを160℃に予熱しておく。


作り方

01
蒸しかぼちゃを作る。かぼちゃの種とワタをスプーンで取り2~3cm厚にカットする。蒸気のあがった蒸し器で10分ほど蒸し、竹串を刺して中心まで柔らかくなったら取り出し、熱いうちに皮の部分をスプーンか包丁で外しておく。実の部分をフォークの背でつぶしておく。

「歩粉」磯谷仁美さんのレシピでつくる「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」作り方01

02
ボウルに卵、きび糖、塩を入れ、泡立て器でざらつきがなくなるまですり混ぜる。

03
鍋にAと1(正味160g)を入れて中火にかけ、ゴムべらで混ぜながら60℃くらいになったら、2に3回くらいに分けて加えて、そのつど泡立て器で混ぜる。こし器でこした後、容器に流し入れる。(容器はアルミカップでも、陶器のそばちょこのようなものでも、琺瑯バットに全量入れてもよい)

「歩粉」磯谷仁美さんのレシピでつくる「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」作り方03

04
深めのバットに3の容器を入れ、容器の高さの半分くらいまでお湯を注ぐ。アルミホイルや大きなバットで上にふたをして、蒸し焼き状態にする。160℃に予熱したオーブンで40分ほど(容器による)焼く。表面に張りが出て、真ん中に竹串を刺して、どろっとした生地がついてこなければ焼き上がり。

「歩粉」磯谷仁美さんのレシピでつくる「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」作り方04

05
黒糖ソースを作る。鍋に材料をすべて入れ、火にかけてゴムベラで混ぜながら、黒糖が完全に溶けてとろみが出てきたらできあがり。好みでラム酒を入れてもよい。

「歩粉」的おいしさのヒミツ

歩粉では、アルミカップを使って蒸し焼きしていますが、私が20代のころ家族でお店をしていた時にお出ししていたプリンは、そばちょこを使って作っていたんです。懐かしく思い出し、久しぶりにそのスタイルで作ってみました。お気に入りの器で作ってみるのもいいですね。全量を琺瑯のバットで作って、取り分けスタイルにするのもよいと思います。

「歩粉」磯谷仁美さんのレシピでつくる「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」できあがり02

生クリームをホイップ(10パーセントほどの砂糖を加えて)したものをぽん!とのせて、黒糖ソースをかけると、さらにおいしくリッチなデザートになりますよ。

「歩粉」磯谷仁美さんのレシピでつくる「かぼちゃのプリン 黒糖ソースがけ」生クリーム・黒糖ソースをかけたもの

かぼちゃの美味しい季節に、ぜひ作ってみてくださいね。

『「歩粉」磯谷仁美さんの、おうちで作れるやさしいお菓子』は、毎月1回更新。
次回は11月1日に更新予定。お楽しみに!

Staff Credit

製作・撮影/磯谷仁美 バナー写真撮影/津久井珠美

磯谷仁美 Hitomi Isotani

「歩粉(hoco)」店主

おいしい焼き菓子やデザートと、ぬくもりのある空間が大人気のカフェ『歩粉』の店主。2015年2月まで東京・恵比寿で、スイーツ好きから圧倒的な支持を集めるも、建物の都合で閉店。その後、渡米。偶然が重なり「シェパニーズ」でインターンシップを経験するなど、アメリカンベイキングを学ぶことに。帰国後、2018年に京都・大徳寺そばに現店舗をオープン。著書に『歩粉のお菓子』(文化出版局)、『歩粉のポートランド&バークレー案内』(誠文堂新光社)、『朝食おやつ』(文化出版局)など。

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