パセリ&チーズ入りの衣で満足度アップ
チーズ風味のピカタ
卵液にたっぷりとくぐらせて、ふわふわ感をプラス。ボリュームある一品に仕上げました。
材料・4人分
【チーズ風味のピカタ】
- 鶏むね肉のヨーグルト漬け《作り方は下記参照》……2枚
- 薄力粉……大さじ2
- A)
- 卵……2個
- パルミジャーノチーズ(粉)、パセリのみじん切り……各大さじ2
- 塩、こしょう……各少々
- オリーブオイル……大さじ2
- 香菜……適量
- ミニトマト……適量
【鶏むね肉のヨーグルト漬け】
- 鶏むね肉……2枚(250g×2)
- a)
- ヨーグルト(無糖)……大さじ4
- 酒……大さじ2
- 塩……小さじ1/2
作り方
【鶏むね肉のヨーグルト漬け】
- 鶏むね肉は好みで皮を取り除き、厚い部分には切り込みを入れて開くようにし、厚さを均等にする。
- aを合わせ、①によくもみ込む。30分〜半日ほど冷蔵庫で保存する。
※冷蔵庫で2日間保存可。冷凍で3週間保存可。冷凍の場合は室温で解凍してから使用。
※鶏むね肉の切り方のコツがよくわかる「基本の鶏むね肉のヨーグルト漬け」レシピはこちら。
【チーズ風味のピカタ】
- 鶏むね肉のヨーグルト漬けは冷蔵庫から出してしばらくおき、常温に戻す。3等分のそぎ切りにし、薄力粉を薄くはたく(下記、焼き衣のPOINT参照)。
- Aを合わせてよく混ぜる。
- ①を②にくぐらせ、たっぷりと衣をつける(下記、焼き衣のPOINT参照)。
- 弱めの中火で熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、③を焼く。おいしそうな焦げ目がついたら裏返し、弱火にしてさらに8分じっくりと焼く(下記、焼き方のPOINT参照)。器に盛り、香菜とヘタを取って2〜4等分に切ったミニトマトを添える。
焼く — ここがPOINT! —
焼き衣のPOINT
肉汁を逃がさない閉じ込め技!
まず、薄力粉をはたく。これが、肉汁閉じ込め作戦第1段階。薄くてOK。
さらに、ふんわり感を出す卵液にたっぷりとくぐらせて。これで、肉汁の流出をしっかり防御。
焼き方のPOINT
衣をつけて、カリッとジューシーに
衣をつけて焼き上げれば、肉汁をしっかりキープ。みずみずしいお肉の味わいにびっくり!
「基本の鶏むね肉のヨーグルト漬け」レシピも見る撮影/宗田育子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美 本誌編集部
こちらは2016年LEE7月号「ふわふわ鶏むね肉で満腹おかず」に掲載の記事です。
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。