ささ身は高たんぱく低脂肪の優等生。子どもも食べやすく、家計も大助かりの強い味方。そんなささ身を“パサつき一切なし”の神技アイデアで、食べごたえのあるごちそうレシピとしてご紹介。
ささ身を丸ごとか、大きく切って、野菜や卵などと合わせれば、大満足のボリュームおかずが完成。
子どもも食べやすい辛くない味
ささ身チリ
「ケチャップベースの味で豆板醤(トウバンジャン)などは入っていないので、子どももOK。大きなささ身は食べごたえがあります」(今井 亮さん)
材料・2人分
- ささ身……4本(200g)
- 長ねぎ……1本
- 塩……小さじ1/4
- 片栗粉……大さじ2
- A)
- 水……200㎖
- トマトケチャップ……大さじ3
- 酒、砂糖……各大さじ1
- しょうゆ、オイスターソース、顆粒チキンスープの素……各小さじ1
- 水溶き片栗粉……片栗粉大さじ1/2+水大さじ1/2
- 溶き卵……1個分
- サラダ油……大さじ1
作り方
- ささ身はすじを除き、観音開きにする。塩をもみ込み、片栗粉をまぶす。長ねぎは1㎝長さに斜めに切る。Aは混ぜ合わせておく。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、ささ身を入れて両面を焼きつける。長ねぎを加えてさっと炒め、Aを加えて2分ほど弱めの中火で煮る。
- 水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、溶き卵を回し入れる。火を強めて卵に火が通ったら、ひと混ぜして仕上げる。
必ず沸騰しているところに、溶き卵を回し入れるのがコツ。菜箸を通して流し入れると卵が細かくなって口当たりがいい
教えてくれたのは
今井 亮さん
京都の老舗中華店で修業後、料理家に。家庭でも料理担当なので中華以外もアイデア豊富。3歳の女の子のパパ。近著に『旬中華』(グラフィック社)。
Instagram:ryo.imai1931
Twitter:ryomaimai1931
公式サイト:https://ryohappliycooking.wixsite.com/minimal-designer-jp
【特集】「鶏むね」&「ささ身」の感動おかず!
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)「「鶏むね」&「ささ身」の感動おかず!」に掲載の記事です。