ささ身は高たんぱく低脂肪の優等生。子どもも食べやすく、家計も大助かりの強い味方。そんなささ身を“パサつき一切なし”の神技アイデアで、食べごたえのあるごちそうレシピとしてご紹介。
チーズとパセリの香りがいい軽い揚げ物
ミラノ風チキンカツレツ
「パリッとした食感と薄さで、2枚は軽くペロリ。満足度が高いのでカロリーを気にする人にもおすすめ! 好みで粉チーズを振っても」(今井 亮さん)
材料・2人分
- ささ身……4本(200g)
- 塩……小さじ1/3
- こしょう……少々
- A)
- 卵……1個
- 薄力粉、水……各大さじ3
- B)
- パン粉……50g
- 粉チーズ、パセリのみじん切り……各大さじ2
- 薄力粉……適量
- ミックスリーフ……40g
- レモン……1/2個
- 揚げ油……適量
作り方
- ささ身はすじを除いて観音開きにし、ラップをかぶせてめん棒などで叩いて薄くのばし、塩、こしょうを振る。A、Bはそれぞれ混ぜ合わせておく。
キッチンペーパーですじの端を持ってフォークを通し、押さえながらすじを引っ張ると簡単に取れる
ささ身の観音開きは、縦に置いて分厚いほうに包丁を入れ、上下の向きを変えて再度同様にする
ささ身はやわらかいので、軽めに細かく叩くのがコツ。すりこぎや瓶でもOK
- ①のささ身に薄力粉を薄くまぶし、Aにくぐらせ、Bをつける。
- 170℃の油に②の半量を入れ、濃いきつね色になるまで返しながら3~4分揚げる。②の残りも同様に揚げる。
- 器に盛り、ミックスリーフ、くし形に切ったレモンを添える。
ささ身
味つけも素材の組み合わせも自由自在だから最強おかず
淡白なささ身はどんな味つけでもOKだし、乳製品や野菜とも相性抜群! 味つけをしっかりめにすると、ごはんに合うおかずになります。食感のいいものや薬味などと合わせてメリハリを。やわらかくて食べやすいので子どもにもおすすめです。すじを取るのが面倒な場合は、すじなしを買っても。
教えてくれたのは
今井 亮さん
京都の老舗中華店で修業後、料理家に。家庭でも料理担当なので中華以外もアイデア豊富。3歳の女の子のパパ。近著に『旬中華』(グラフィック社)。
Instagram:ryo.imai1931
Twitter:ryomaimai1931
公式サイト:https://ryohappliycooking.wixsite.com/minimal-designer-jp
【特集】「鶏むね」&「ささ身」の感動おかず!
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)「「鶏むね」&「ささ身」の感動おかず!」に掲載の記事です。
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