鶏むねは高たんぱく低脂肪の優等生。子どもも食べやすく、家計も大助かりの強い味方。そんな鶏むねを“パサつき一切なし”の神技アイデアで、食べごたえのあるごちそうレシピとしてご紹介。
プリッとしてジューシーな肉に感動!
りんご ローストチキン
「鶏むねを買ってきたら、とりあえずマリネして! 中までしみた味が絶妙な塩加減になるから。りんごで風味づけするとぐっとおいしくなるよ」(きじまりゅうたさん)
材料・2人分
- 鶏むね肉……小2枚(400〜500g)
- りんご……1/2個
- ブロッコリー……1/2個
- にんにく(つぶす)……2かけ
- ローズマリー(あれば)……2本
- A)
- 水……150㎖
- 砂糖……小さじ2
- 塩……小さじ1 1/2
作り方
- 鶏肉は身の面全体をフォークで刺す。りんごは芯を除き、皮ごと7〜8㎜幅の半月切りにする。
身をフォークで刺しておくと、マリネしたとき、下味が入りやすくなる。ちょっとしたすじもこれで切れるので、口当たりも◎
- 保存袋に①、にんにく、ローズマリー、Aを入れて空気を抜き、冷蔵庫で12時間以上おく。ブロッコリーは小房に分ける。
- 保存袋の中身をザルに上げて汁気をきり、ブロッコリーとともにオーブンシートを敷いた天板に並べる。
- 200℃のオーブンで30分焼き、途中、ブロッコリーは火が通ったら取り出す。ローズマリーを除いて器に盛る。
鶏むね
しっとりジューシーのカギは肉汁を流出させないこと
鶏むねがパサついたり、かたくなったりするのは、加熱したとき、肉汁が流れ出てしまうから。調味液でマリネして水分保持したり、粉をまぶしてとろみをつけたり、衣をつけて揚げれば肉汁は流出せず、やわらかくジューシーな仕上がりになります。皮ありと皮なしはメニューによって使い分けて。
教えてくれたのは
きじまりゅうたさん
祖母、母と代々料理家の3代目。身近な素材で作れるレシピのコツを熱く教えてくれるYouTubeチャンネル『きじまごはん』も好評。今夜のおかずにすぐ使えそうなレシピ満載。
Instagram:ryutakijima
Twitter:kijimaryuta
公式サイト:https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/566?ima=0000#/news/0
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)「「鶏むね」&「ささ身」の感動おかず!」に掲載の記事です。
▼「鶏むね肉」関連記事はこちらもチェック!