クレソンの苦味がアクセント
鶏ぶつ切り肉とクレソン、かぶの煮込み
水炊き用などの骨付き鶏肉と、クレソンから出るだしが味わい深い。ゆでた麺や炊いたごはんにかけて、レモンを絞ってもおいしい。
材料・4人分・直径20㎝
- 鶏骨付きぶつ切り肉……400g(塩小さじ2をまぶして1時間おく)
- クレソン……2束
- かぶ……2個
- しょうが……1かけ
- 水……3カップ
- ナンプラー、黒こしょう……各少々
作り方
- 鶏の水分をふき、クレソンは下のかたい部分を少し切り落として半分に切る。しょうがは皮付きのまま薄切りにする。
- 鍋に①と水を入れて火にかける。沸騰したら弱火にしてアクを取り、フタをして40〜50分煮る。
- かぶを皮ごとすりおろして②に加え、さらに10分ほど煮る。ナンプラーと黒こしょうで味を調える。
皮ごとすりおろしたかぶのとろみが、体をじんわりと温めてくれる。
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撮影/野口健志 スタイリング/朴 玲愛 取材・原文/藤井志織
こちらは2014年LEE11月号「ほったらかしで簡単、そして豪華!“鍋ごとサーブ”のロースト&煮込み」に掲載の記事です。
坂田阿希子 Akiko Sakata
フランス料理店などでの修行を経て、東京・表参道で料理&お菓子教室「studio SPOON」を主宰。2019年には代官山にて洋食店「洋食KUCHIBUE」をオープン。著書に『この一皿でパーフェクト、パワーサラダ』(文化出版局)、『特製ソースでおいしい絶品グラタンとオーブン焼き』(家の光協会)など。