料理にボリュームが出て香りとうま味も強く、そして手頃な価格で財布にも優しい。そんな日々のごはん作りの頼もしい味方が「きのこ」です。どんな食材ともなじむ「きのこ」を使いこなすワザをお教えします!
揚げるとまいたけの香ばしさがUPします!
まいたけ油淋鶏(ユーリンチー)
鶏肉もまいたけも、大ぶりに切るのがコツ! 甘辛ねぎダレが、食欲を刺激します。
材料・3~4人分
- まいたけ……2パック(200g)
- 鶏もも肉……2枚(500g)
- A)
- しょうゆ、酒……各小さじ2
- しょうが(すりおろし)……1かけ分
- B)
- しょうゆ、酒……各小さじ2
- C)
- 長ねぎ(みじん切り)……5㎝分
- しょうゆ、黒酢……各大さじ1
- 砂糖、ごま油……各小さじ1
- 赤唐辛子(小口切り)……1本分
- サニーレタス、揚げ油、片栗粉……各適量
作り方
- 鶏もも肉は1枚を4等分に切り、ポリ袋に入れてAを加えてもみ込み、15分漬け込む。片栗粉をまぶす。
- まいたけは大きくほぐし別のポリ袋に入れ、Bを加えてなじませ、片栗粉をまぶす。
- フライパンに揚げ油を1.5㎝ほど注ぎ、180℃に熱する。①を入れ、上下を返しながら5~6分揚げ、網に取り出しておく。
- ③のフライパンに②を入れ、上下を返しながら4~5分揚げる。
- 揚げ油を200℃に上げ、再度③を入れて1分ほど揚げる。
- 器に④、⑤を盛り、ちぎったサニーレタスを添え、混ぜ合わせたCのタレをかける。
教えてくれたのは
料理家・発酵マイスター 榎本美沙さん
発酵食品、旬の素材を使ったレシピが好評。LEEwebでは「榎本美沙さんの旬を食べつくす日々の食卓」を連載中。
Instagram:misa_enomoto
公式サイト:https://www.futari-gohan.jp/
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/田中のり子
こちらは2022年LEE10月号(9/7発売)「この秋こそ「きのこ」の達人になりたい!」に掲載の記事です。
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。