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「さつまいもとりんごのバターメープルソテー」レシピ /ワタナベマキさん【カナダ産メープルシロップで】

  • ワタナベマキ

2021.11.30

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バターの香りとメープルの甘味にうっとり
さつまいもとりんごのバターメープルソテー

バターの香りとメープルの甘味にうっとり さつまいもとりんごのバターメープルソテー

「焼き目がつくまで香ばしく焼いたりんごとさつまいもに、とろりとコクのあるメープルシロップを煮からめて」

[材料・2人分]

  • さつまいも……1/2本(200g)
  • りんご……1個
  • くるみ(粗く砕く)……10粒
  • バニラアイスクリーム、シナモンパウダー……各適量
  • カナダ産メープルシロップ(今回はゴールデン)……大さじ4
  • 塩……少々
  • バター……30g

[作り方]

  1. さつまいもは皮ごと1.5㎝幅に切って、水にさっとさらし、軽く水気をきる。耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で3分30秒加熱する。
  2. りんごはヘタ側から1.5㎝幅の輪切りにして、芯は包丁で取り除く。
  3. フライパンにバターを弱火で熱し、溶けたら①②を入れて両面を軽く焼き目がつくまで焼く。
  4. メープルシロップとくるみを加え、軽く煮立たせながら全体にからめる。塩を振って混ぜ合わせ、器に盛る。
  5. ④にバニラアイスクリームをのせ、シナモンパウダーを振る。好みでメープルシロップ(分量外)をかける。

 

\知ってますか?/
メープルシロップの作り方と種類

メープルシロップの原料は、カナダの厳しい冬に耐え、内部に蓄えたでんぷんを糖分に換えたカエデの樹液。この樹液を雪解けの頃に集め、糖度66%になるまで高温でじっくり時間をかけて煮詰めて濾過し、不純物を取り除いたものがメープルシロップ。実にシンプルに作られる、大自然からの贈り物なのです。

ケベック・メープルシロップ 左から:ベリーダーク ダーク アンバー ゴールデン

メープルシロップは採取の時期によって4種に分類。採取の時期が早いと淡い色合いで、時期が遅くなるほど、色合いも風味も深く変化します。「『ゴールデン』は繊細な味わいで、お菓子やパンにそのままかけるのがおすすめ。琥珀色の『アンバー』はそのままかけても料理に使ってもおいしい万能選手。より風味が増す『ダーク』は軽めの肉や魚料理にぴったりで、力強い風味の『ベリーダーク』はしっかりしたブロック肉にも負けないコクです」(ワタナベマキさん)

世界のメープルシロップは、
ほぼカナダ・ケベック州生まれ

メープルシロップの最大の生産地・カナダ。そのうち91%が、ケベック州で作られています。夏は暑く、冬はマイナス30℃にもなるこの地域の寒暖差のある気候が、良質の樹液の生産にとても適しているのです。日本に輸入されるカナダ産メープルシロップの原材料は「カエデ樹液」のみ。手に取るときはぜひこの表示をチェックして!


2021年11月号【いつもの料理が手軽にワンランクアップ 「メープルシロップ」のすごい使い方】より

撮影/yoshimi スタイリスト/西森 萌 取材・文/福山雅美

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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