さっぱりしたコクがクセになる
ヨーグルトでビーフストロガノフ風
味がしみやすい切り落とし肉を使うと、漬け時間を短くできます。10分の漬け時間なのに、ひと晩煮込んだようなコクが!
材料・2人分
- 牛切り落とし肉……200g
- 玉ねぎ……1/2個
- マッシュルーム……1/2パック
- にんにく……1かけ
- A)
- プレーンヨーグルト……大さじ3
- みそ……大さじ1
- こしょう……少々
- オリーブオイル……大さじ1
- カットトマト缶……1缶(400g)
- 薄力粉……大さじ1 1/2
- 洋風スープの素(顆粒)……小さじ1
- バゲット……適量
- イタリアンパセリ(刻む)……適量
作り方
- 牛肉はジッパー付き保存袋に入れ、Aを混ぜて加えてもみ込み、10分おく。
- にんにくはみじん切り、玉ねぎは繊維を断ち切るように1㎝幅に切る。マッシュルームは石づきを切り取り、薄切りにする。
- フライパンにオリーブオイル、にんにくを弱めの中火で熱し、玉ねぎ、マッシュルームを炒める。玉ねぎがしんなりしたら、薄力粉を加えて炒め、粉気がなくなったらカットトマト缶、水1/4カップ、洋風スープの素を加える。
- 煮立ったら①を加えて全体を混ぜ、フタをして10分ほど、時々混ぜるようにして煮る。塩(適量・分量外)で味を調える。盛りつけてイタリアンパセリを散らす。バゲットは食べやすくカットして添える。
POINT!
袋から直接肉を入れたら、へらで少しずつほぐしていき、全体になじませます。
「発酵漬けのメリット」や「発酵漬けの基本」の詳細はこちら
撮影/キッチンミノル スタイリスト/駒井京子 取材・原文/田中理恵
2021年11月号【漬けるだけでやわらかく、味つけの手間なし!肉も魚も「発酵漬け」でラクして主役おかず】より
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。