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FOOD

プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

注目発酵食品テンペで「甘酢あんテンペバーガー」レシピ【べジバーガー】

  • 池田清子

2021.10.21

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

アスリートにも人気!高タンパクで栄養豊富な注目発酵食品、『テンペ』を使った「甘酢あんバーガー」

もうパテ(テンペ)はできている状態からスタートなので、あとは味をつけるだけ!お手軽時短レシピでもあるんです。

今回は、テンペが主役の甘酢あんテンペバーガーです。

テンペとはインドネシア発祥の、大豆などをテンペ菌で発酵させた食品です。

高タンパクで、ビタミンやミネラルなどの栄養が豊富。

低脂肪でコレステロールもゼロなので、近年海外ではカフェメニューで見かけたり、アスリートや健康志向の高い方にも人気の食材です。

ここ最近は日本の一般的なスーパーマーケットで見かける機会も、グッと増えました。

近隣のスーパーマーケットでも手に入るようになりました。黒大豆テンペもポリフェノールが含まれているので、我が家ではよく使います。

納豆とは使用されている菌の種類が異なり、大豆の食感がよりしっかりとしています。

歯応えがあって、食べ応えも十分。

良質な植物性乳酸菌が含まれていますので、腸活にも繋がります。

 

材料 2人分

  • テンペ……50g×2枚
  • 丸パン……2個
  • オリーブオイルなどの植物油……小さじ1

挟む具材

  • 千切りキャベツ、ラディッシュ、大葉など……お好み量

<甘酢だれ>

  • 醤油……大さじ1/2
  • すし酢……大さじ1/2
  • ウスターソース……大さじ1/2
  • トマトケチャップ……大さじ1/2
  • 水……大さじ3
  • 片栗粉……小さじ1

作り方

  1. パンに具材を挟むための切れ目を入れておく。挟む具材を食べやすいサイズにカット・スライスしておく。
  2. <甘酢だれ>の材料を全て合わせておく。
  3. フライパンを温め、オリーブオイルを加え、テンペの表面を焼く(大豆が取れやすいので、優しく返す。多少外れてもご愛嬌)。
  4. 火を止め、すぐに甘酢だれを加え、予熱でたれを素早くテンペに絡める(たれの飛び跳ねに注意)。
  5. パンの切れ目に千切りキャベツなどお好みの具材を挟み、最後にテンペをのせて完成。

テリテリの甘酢あんを絡めたテンペ。火を止めてからタレを加えるのがポイントです。お弁当のおかずにも◎です。



column

テンペ

あれは2016年夏のこと……私はアメリカで初めてテンペに出会いました。

ホームステイ先の日本人の奥様から教えていただき、すりおろし生姜たっぷりの竜田挙げを一緒に作らせてもらいました。

肉厚で、とっても美味しくて衝撃を受けたことを覚えています。

その奥様とは、納豆も一緒に培養しまして(アメリカでは納豆は高価で貴重!増やさないともったいない)

テンペもいつか自宅で作ってみたいというのが、目下私の目標です。

アメリカで売っているテンペは、とにかく大きいんです。4分割してもかなり大きい……一枚を四人で分けて食べました。私のテンペデビュー作は、今でもいい思い出です。

 

他の使い方として我が家では、手でバラバラにほぐし、そのままサラダに入れたりもしています。

そのままサラダに入れても、他の野菜と一緒に良質なタンパク質が採れるのでおすすめです。

そして各国で手法は違えど “発酵食品” が昔から人々の健康を支えてきたという歴史は、とても興味深いです。

テンペはこれからますます、注目していきたい食材の一つです。

池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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