基本のグラノーラ
コクのある砂糖を使うのが印象的な味のポイント。クッキーのように、そのまま食べてもおいしい!
材料・作りやすい分量
- オートミール……120g
- 薄力粉……50g
- 砂糖(ブラウンシュガー、メイプルシュガー、黒糖などコクのあるものを選んで)……50g
- 塩……ひとつまみ
- 油……30g
- 豆乳(成分無調整)……50㎖
- ナッツとドライフルーツ(好みのものを合わせて)……100g
*今回はミックスナッツ(くるみ、アーモンド、カシューナッツ)、レーズン、アプリコットを使用
準備
- オーブンは170℃に予熱する。
- 天板にオーブン用の紙を敷く。
- ナッツは半分に切る(焦げやすいので細かくしすぎない)。ドライフルーツはレーズンくらいの大きさに刻む。
作り方
- ボウルにオートミール、薄力粉、砂糖、塩を加えて、手でぐるぐるっとよく混ぜる。油を加えて、両手ですり合わせて、油をなじませる。全体が油でしっとりすればOK。
- ナッツ、豆乳を加えてさっと混ぜ、天板にあけ、厚さ1㎝に手で広げる。170℃のオーブンで15分焼く。
- 一度取り出して、へらやスプーンでかたまりをほぐすように大きく混ぜる。大きすぎると火の通りが悪くなるので、レーズン大のかたまりを作るようにほぐす。
- 再度オーブンに入れて15分焼き、全体によい焼き色がつけばOK。取り出して熱いうちにドライフルーツを加えてさっくり混ぜ、殺菌と乾燥させるために天板の上で冷ます。完全に冷めたら保存瓶に移す。
グラノーラをトッピングすればアイスがおしゃれなデザートに!
好みのアイスにかければ、食感も楽しいデザートに変身。チョコグラノーラでも!
なかしまさんの素材選び
じんわりおいしくて体にもやさしいおやつ作りは素材選びから!
粉・オートミール
基本はえん麦(オーツ麦)を加工したオートミールと薄力粉を使用。薄力粉の分量の一部を全粒粉やココアに置き換えたりとアレンジも自在。
砂糖
体にゆっくりと吸収される精製度の低い砂糖を選んで。今回はコクのある味わいのものを使用。
油
植物性の油を使用。なかしまレシピ定番、クセのない「太白胡麻油」と国産の菜種を昔ながらの玉締め圧搾法で絞った「ひらいでの菜種油」。
フルーツ&ナッツ
ナッツは塩、油がついていない好みのものを。フルーツはセミドライタイプや生など水分の多いものはNG。食べる直前に加えて。
グラノーラのおもたせアイデア
日もちして気軽に持ち運べるグラノーラは手土産に最適! 相性のいい食材とセットで贈れば会話もはずみます。
Wrapping
グラノーラはフタ付きの瓶に詰め、フルーツやヨーグルトと一緒にお気に入りのかごごとプレゼント。ハーブティーも添えれば、あとは広げていただくだけ!
For Teatime
おやつや軽食にぴったりのフルーツ&ヨーグルトグラノーラ。すぐにみんなでお茶できます。
「グラノーラはベースにドライフルーツが入っていますが、フレッシュな果物を足してもおいしい! ただし、食べる直前にトッピングしたいので、ヨーグルトなどと一緒にそのまま持っていくのがオススメ。春ならベリー類、夏はマンゴーやパイナップル、秋はりんごや柿もいいですね」(なかしましほさん)
撮影/馬場わかな スタイリスト/河野亜紀
2014年7月号【なかしましほさんの「贈るグラノーラ」】より