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FOOD

「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ

オーブンでジューシー「ハンバーグ」レシピ・作り方/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2021.08.03

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ハンバーグ

「ハンバーグ」レシピ/ワタナベマキさん

材料・2人分

  • 合いびき肉……400g
  • A)
    • 玉ねぎのみじん切り……1/2個分
    • パン粉……1/2カップ
    • 卵……1個
    • 塩……小さじ1/3
    • 粗びき黒こしょう……少々
    • 水……大さじ1
  • にんじん……1/2本
  • さやいんげん……12本
  • じゃがいも……2個
  • B)
    • 赤ワイン……大さじ3
    • ウスターソース、トマトケチャップ……各大さじ2
    • 中濃ソース……大さじ1
  • オリーブオイル……小さじ2

作り方

  1. にんじんは長さを半分に切ってから縦4等分に切る。さやいんげんはヘタを切り落とす。鍋ににんじんを入れてかぶるくらいの水を入れ、中火にかける。煮立ったらそのまま6分ゆで、さやいんげんを加えてさらに2分ゆで、合わせてザルに上げる。じゃがいもは皮付きのまま丸ごとやわらかに蒸すか、電子レンジで加熱する。
  2. 冷蔵庫から出したてのひき肉をボウルに入れ、Aを加えて手早く混ぜる。粘りが出て全体がなじんだら、2等分にして楕円形に成形し、両手でキャッチボールするように手に叩きつけて空気を抜く。

玉ねぎ、水、パン粉がポイント

玉ねぎ、水、パン粉がポイント

ジューシーさを出すために、玉ねぎは炒めずに生のまま、さらに少量の水を加える。パン粉はやや多めの配合にすると、ふっくら仕上がる

肉ダネは冷たいうちに練り終える

肉ダネは冷たいうちに練り終える

焼く前に肉の脂が溶け出してしまうと、脂っぽいハンバーグに。肉は冷たい状態から混ぜはじめ、脂が溶けないうちに混ぜ終える


  1. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、②を入れて焼く。しっかりと焼き目がついたら、裏返し、フタをして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。
  2. アルミホイルにオリーブオイル少々(分量外)を塗り、③と①のにんじんとさやいんげんをのせる。
  3. 空になった③のフライパンにBを入れて残った肉汁と混ぜ、④に回しかけて包む。
  4. 200℃に予熱したオーブンに⑤と、塩、オリーブオイル各少々(ともに分量外)を振ったじゃがいもを入れ、12分ほど焼く。

ハンバーグはオーブンで仕上げるのが一番おいしい

ハンバーグはオーブンで仕上げるのが一番おいしい

ハンバーグはオーブンで仕上げるのが一番おいしい

ハンバーグはオーブンで仕上げるのが一番おいしい

「ふっくら厚いハンバーグは、完全に火が通るまでフライパンで焼くとなると、とても時間がかかります。そして時間をかけるほど、肉はかたくなってしまいます。ベストはある程度まで火を通したら、ホイルに包んでオーブンにおまかせ。この方法なら、肉汁を逃すことなく、ふんわりジューシーに仕上がります」(ワタナベマキさん)


撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2021年7月号【「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ】より

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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