ほうれん草のおひたし
「アクがあるほうれん草は水にとり、アクのない小松菜などはあおいで熱を取るだけでOKです」(ワタナベマキさん)
材料・作りやすい分量
- ほうれん草……1束
- かつお節……適量
- A)
- 和風だし……1カップ
- しょうゆ……大さじ2
- 塩……ひとつまみ
作り方
- ほうれん草は根元に十字の切り目を入れ、よく洗う。
- 鍋に水1ℓを沸かし、塩小さじ1/3(分量外)を加える。①を根元から入れ、30秒ほどたったら葉先も折るように入れてさらに30秒ほどゆでる。
- ②を冷水にとり、熱を取ってからしっかりと水気を絞る。
- バットにAを混ぜ合わせ、③を20分ほどひたす。食べやすい長さに切って器に盛り、かつお節をのせる。
※おひたしはだしにひたした状態で冷蔵庫で2~3日保存可。
おひたしは 「だし1カップ、しょうゆ大さじ2、塩ひとつまみ」で作る
「だし1カップに対する調味料の分量を覚えておくと、どんな野菜もおいしいおひたしに。さらに、野菜を塩ゆでするときにもしっかり塩を加えて味の土台を作るとぼやけた印象にならず、野菜それぞれの鮮やかなおいしさを楽しめます。青菜は切ってからだしにひたすと水っぽくなるので、根元をつけたままで」(ワタナベマキさん)
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2021年7月号【「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。