コクのあるバターじょうゆ味と肉に匹敵するボリュームで大満足
メカジキのバターじょうゆのソテー
材料・2人分
- メカジキ……2切れ
- ミニトマト……4個
- ブロッコリー……6房
- オリーブオイル……大さじ1
- 小麦粉……小さじ1~2
- 白ワイン……大さじ3
- A)
- しょうゆ……大さじ1
- バター……10g
作り方
- メカジキは表面に塩少々(分量外)を振り、5分ほどおく。出てきた水気をキッチンペーパーでふき、小麦粉をはたく。ミニトマトはヘタを取る。
- フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、メカジキを入れて焼く。空いているところにミニトマト、ブロッコリーを並べ入れる。メカジキの縁が白っぽくなってきたら裏返し、野菜も裏返して白ワイン大さじ1を加え、フタをして2~3分蒸し焼きにし、一度バットなどに取り出す。
- フライパンに残りの白ワイン、Aを入れ、中火にかけて溶かし、②を戻し入れ、タレをさっと煮からめる。
小麦粉を薄くはたくことで魚のうま味を閉じ込めるとともに、パサつきも防止。魚に調味料がからみやすくなる役割も。
2021年5月号【さばかない、おろさない「切り身」で魚上手な食卓に!】より
撮影/松村隆史 スタイリスト/来住昌美 取材・文/田中のり子
角田真秀
料理研究家
夫とともにフードユニット『すみや』として、ケータリングや書籍などを中心に活躍中。どの家庭にもある基本の調味料だけで作れる、新鮮かつほっとする味わいのレシピに定評がある。著書に『うまくいく台所 成功レシピと料理のコツ』(文化出版局)ほか。