トマト入り和風ドライカレー
「複雑なスパイスは使わなくてもおいしいんです」(瀬尾幸子さん)。香味野菜や肉、トマトのうま味で奥深い味に。ごはんをお代わりしたくなります。
材料・2〜3人分
- トマトのみじん切り……1個分
- 合いびき肉……200g
- 玉ねぎのみじん切り……1/2個分
- A)
- しょうがのみじん切り……大さじ2
- にんにくのみじん切り……1かけ分
- ピーマンのみじん切り……1個分
- セロリのみじん切り……20㎝分
- B)
- 小麦粉、カレー粉……各大さじ1
- C)
- しょうゆ……大さじ3
- 砂糖……大さじ1
- 卵……2〜3個
- ごはん……茶碗2〜3杯分
- 粗びき黒こしょう……適量
- サラダ油……適量
作り方
- フライパンを中火で熱してサラダ油大さじ1を引き、玉ねぎを4分炒める。
- ひき肉を加え、焼き色がつくまで炒める。肉から脂が大量に出た場合は、ペーパータオルで吸い取る。
- Aを加えて香りが出るまで炒め、Bを加えて粉っぽさがなくなるまで炒める。
- トマトを加えて混ぜ、Cを加えてほどよいとろみがつくまで炒める。
- 別のフライパンにサラダ油適量を熱し、卵を割り入れて目玉焼きを作る。
- 器にごはんを盛り、④のドライカレーをかける。目玉焼きをのせ、粗びき黒こしょうを振る。
「素材を炒めた段階でうま味が十分出ているので、最後に調味料を加えれば味が決まります。砂糖で甘めに仕上げるのが後引く味の秘密」(瀬尾幸子さん)
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懐かしいおいしさ 瀬尾幸子さんの「トマト入り和風ドライカレー」
撮影/木村拓(東京料理写真) スタイリスト/朴 玲愛 取材・文/海出正子
2020年8月号【トマト なす「夏のごちそうカレンダー」THE BEST】より
瀬尾幸子
料理研究家
誰でも失敗なくおいしく作れて、飽きずに食べ続けるられるシンプルなレシピに定評あり。初心者に料理を教えるのが得意で、合理的な料理哲学も大人気。著書に、ベストセラーとなった『ラクうまごはん』シリーズほか、『みそ汁はおかずです』(学研プラス)など、多数。