あっさりしたおいしさは、日本人好み
鶏肉飯
鶏の脂のうま味を存分に生かしたタレは、まさに絶品! 淡白な鶏むね肉が、満足感ある味わいに一変します。
材料・2人分
- ゆで鶏・作りやすい分量
- 鶏むね肉(皮付き)……1枚
- 塩麹(なければ塩)……大さじ1
- A
- 長ねぎのみじん切り……15㎝分
- しょうがのみじん切り……1かけ分
- にんにくのみじん切り(好みで)……1かけ分
- B
- ナンプラー……小さじ1 1/2
- 砂糖……小さじ1/2
- ごはん……茶碗2杯分
- 香菜のざく切り(好みで)……適量
作り方
- ゆで鶏を作る。鶏むね肉は皮をはがす(皮はとっておく)。フォークで両面に数カ所穴をあけ、全体に塩麹を塗る。
- 鍋に水600㎖(分量外)を入れ、鶏むね肉を入れて中火にかける。沸いたら火を止めてフタをし、15分ほどおいて余熱で火を通す。粗熱が取れたら細かくさく。スープはとっておく。
- 鶏肉飯を作る。フライパンに①ではがした鶏皮を千切りにして入れ、中火でじっくりと脂を出す。カリカリになったら一度取り出す。Aを加え、鶏皮から出た脂でカリッとするまで炒める。
- 小鍋に鶏皮以外の③と、②でとっておいたスープ150㎖、Bを入れて温め、タレを作る。
- 丼にごはんをよそい、②のゆで鶏を1人分80g程度のせ、④のタレをかける。好みで③の鶏皮、香菜をのせる。
(上)残ったゆで鶏は、サラダなどに活用
(下)鶏皮からじっくり出した脂が、タレを味わい深くしてくれる
台湾のお店の味を再現した自信作!
鶏肉飯定食
鶏肉飯は、いちばんお気に入りのお店の味を再現した自信作! トマトの甘酸っぱさとふわふわ卵のコンビが絶妙な炒め物と、セロリの香りがすがすがしい、簡単スープを合わせて。
「台湾料理は日本の食材での再現が簡単。台湾好きの方も、まだ訪れたことのない方も、“台湾定食”で、自宅で気軽な旅気分を楽しんで!」(真藤舞衣子さん)
「トマトと卵のふんわりXO醬炒め」の作り方・レシピはこちら >
2020年6・7月合併号 【魯肉飯の「台湾定食」でおうち旅】より
撮影/清水奈緒 スタイリスト/岩﨑牧子 取材・原文/福山雅美 撮影協力/UTUWA