焼きつけた甘ーい玉ねぎを、ふわとろ卵で
焼き玉ねぎのとろとろ卵丼
玉ねぎは繊維を断つ方向にカットして、歯切れよくやわらかに。
「香ばしい焦げ目をつけたいから、いじらずじっくり焼きつけて」(堤 人美さん)
材料・2人分
- 卵……4個
- 玉ねぎ……1個
- ごはん……どんぶり2杯分
- A)
- 和風だし……11/2カップ
- しょうゆ……大さじ11/2
- 酒、みりん、砂糖……各小さじ2
- サラダ油……小さじ2
作り方
- 玉ねぎは繊維を断ち切る方向に1㎝厚さの輪切りにする。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、玉ねぎを片面2分ずつ、両面焼きつける。Aを加えて煮立てる。2分ほど煮て玉ねぎが透き通ってきたら、軽く溶きほぐした卵の半量をフライパンの外縁に沿って回し入れる。白身がほぼ固まったら、残りの卵液をフライパンの中央に入れ、フタをして火を止め、1分ほど蒸らす。
- 器にごはんを盛って、②をのせる。
卵液は2回に分け、場所を変えて加える
卵をとろりと仕上げるには、卵液を2回に分けて加える。まず半量をフライパンの外縁に流し入れ、白身がほぼ固まるまで待つ
続いて中央に残りの卵液を流し入れ、フタをしてすぐに火を止め、余熱で火を通す
2020年10月号【「豆腐」と「卵」でごちそうは作れる】より
撮影/松村隆史 スタイリスト/駒井京子 取材・文/福山雅美
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。