てんびん座の満月は、塩分控えめの腎臓にやさしいごちそうを。「春豆とアサリのヴァポーレ」/【Saya×ワタナベマキさんの「満月のごちそう」レシピ】
-
ワタナベマキ
2021.03.28
せわしない年度末、食生活が乱れがちな人も安心の塩分・調味料控えめレシピ
「春豆とアサリのヴァポーレ」
3月29日の満月は、てんびん座で起こります。てんびん座は身体の部位では腎臓を象徴します。年度末は会食が続くことも多いものですが、そんな時期にうれしい、塩分控えめのやさしいごちそうをワタナベマキさんに考えていただきました。
春の畑のごちそう、甘いスナップえんどうは、筋を取って。砂抜きしたアサリや玉ねぎとグリーンピースを炒めて、白ワインを加えて蒸すだけ。スナップエンドウは最後に加えます。シンプルに塩、こしょうだけで、春らしい味わいになりそうです。
てんびん座の満月では、人との交流に喜びを見出すもの。なかなか外に出る機会がないという人も、オンライン飲み会をしても。つまみはもちろん、この「春豆とアサリのヴァポーレ」。白ワインと合わせて、おいしくいただきましょう。
材料・作り方
材料(2人分)
-
- スナップえんどう…10本
- グリンピース(むき身)…120g
- アサリ(砂出ししたもの)…200g
- 玉ねぎ(スライス)…1/2個分
- にんにく(つぶす)…1かけ
- 白ワイン…大さじ3
- 塩…少々
- 粗びき黒こしょう…少々
- オリーブオイル…大さじ1
作り方
- スナップえんどうはすじを取る。
- フライパンににんにくとオリーブオイルを入れ中火にかける。香りが立ったら、グリーンピースとアサリ、玉ねぎを入れさっと炒める。
- 白ワインを加えフタをしてアサリの口が開くまで2分半加熱し、スナップえんどうを加えさらに1分蒸す。
- 塩、こしょうを加えさっと混ぜる。
春は豆が美味しい時期です。インゲンなどもおすすめですよ。あさりの出汁の優しい味わいがポイント。
ワタナベマキ
「私を生きる」ために、
星と月のリズムを
毎日の暮らしに取り入れて
こちらのレシピは、
LEE 2020年11月号 切り取り式別冊付録
Sayaの「星と暮らしのカレンダー」
に掲載されています。
約2日半でひとつの星座を通過する月は、私たちの暮らしと直結しています。日々の気分を彩るうえ、月の満ち欠けも、私たちの心や身体と直結しています。満月が近くにつれて、気持ちは高ぶっていくし、新月前にはスローになる。私は、月のリズムを意識することで、自分とも、宇宙とも仲よくなれる感覚があります。何より、新月ではこんなことをしよう、満月ではこうしよう。満ちていくサイクルはこう、欠けていくサイクルは……と考えるだけで、日々が楽しくなります。
そんな思いから、ここでご紹介するのは、料理家のワタナベマキさんのレシピ。気分がスローになる「新月」には、デトックスレシピを。気持ちが高揚する「満月」には、エネルギーをチャージするごちそうを。どれも手軽に作れるものばかりなので、ぜひ作ってみてください。
これらのレシピは、もともと10月7日発売のLEE11月号での切り取り式別冊付録〈Sayaの「星と暮らしのカレンダー15カ月」〉に掲載されたもの。カレンダーではさらに太陽や惑星の動きまでご紹介しています。星の巡りと12星座の性質を紐づけた“占星術”という「もうひとつの暦」を使いこなすことで、不安は和らぎ、何でもない日常もキラキラした特別なものになるはず。11月号もぜひお買い求めくださいね。
撮影/鈴木静華(料理) 岩城裕哉(クッキー) 料理/ワタナベマキ スタイリスト/河野亜紀 クッキー製作/and Bake 占い・文/Saya
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。