少し残った晩のおかず。そのまま詰めてもいいけれど……。時には手軽にひと工夫。
スープジャーのあつあつ効果で、昨日とはまったく別もののうれしいお弁当に変身です。
大ぶり野菜をコトコト。パンと一緒に持っていってもいいけれど、ごはんメニューにもできる?
材料・2~3人分
鶏手羽元……6本
玉ねぎ……1個
キャベツ……1/4個
セロリ……1/2本
にんじん……1本
じゃがいも(メークイン)……3個
にんにく(つぶす)……1かけ分
A)
セロリの葉……2枚
ローリエ……1枚
白ワイン……80㎖
塩……小さじ1
粗びき黒こしょう……少々
オリーブオイル……小さじ2
作り方
- 玉ねぎは6等分、キャベツは2〜3等分のくし形に切る。セロリはすじを取り、長さを2~3等分に切って、縦半分に切る。
- にんじんは長さを半分に切って、縦半分に切る。じゃがいもは縦半分に切る。
- 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら鶏肉を入れ、表面に軽く焼き目をつける。①を入れて玉ねぎが透き通るまで炒め、Aを加える。水をかぶる程度まで注ぐ。
- ひと煮立ちしたらアクを取り除き、弱火にしてフタをして12分ほど煮る。②を加え、さらに15分ほど煮る。塩、こしょうで味を調える。
ごはんはいっそ、スープにIN
トマトリゾット弁当
「トマトジュースとお米を合わせてひと煮立ちさせ、スープジャーへ。あとは放っておくだけで、さらさらリゾットになっちゃいます!」
材料・1人分
ポトフの鶏肉、にんじん、じゃがいも、セロリ……各1個
ポトフのスープ……1/2カップ
アスパラガス……1~2本
米……大さじ4
トマトジュース(無塩)……1/2カップ
塩、粗びき黒こしょう……各少々
作り方
- アスパラガスは根元のかたい部分の皮をむき、長さを4~5等分に切る。ポトフの鶏肉は骨を取り、身をほぐす。残りの野菜は2~3等分に切る。米はさっと洗って水気をきる。
- 鍋に①とスープ、トマトジュースを入れて中火にかける。ひと煮立ちしたら塩、こしょうを加え、熱いうちにスープジャーに入れる。
教えてくれたのは
ワタナベマキさん
季節感を大切にした、大人も子どもも喜ぶレシピに定評。息子さんはこの春中学3年生、日々のお弁当作りはまだまだ続行。昨年、保護猫のハットリくんとハナちゃんが家族の仲間入り。
【特集】作るのも片付けるのもラク!モチベが上がる!ずっと続けられるお弁当
詳しい内容は2021年LEE4月号(3/5発売)に掲載中です。
撮影/砂原 文 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
※LEEwebは3月5日(金)10:00以降に公開の記事より、当サイト記事内での掲載商品の価格表示を消費税込の総額表示に変更しました。変更以前より掲載している記事においては、一部商品について、税抜き価格での表示が残っている場合がありますので、ご注意いただけますよう、お願い申し上げます。
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。