カリフラワーとポテトのマッシュ
同じローストビーフでもつけ合わせとソースを変えれば、まるで別物のおいしさに!
「ポテトにカリフラワーを加えるのがポイント。なめらかな中に食感が生まれて、軽い食べ心地に」(ワタナベマキさん)
材料・作りやすい分量
ローストビーフ(牛ももかたまり肉で作ったもの〈作り方はこちら〉)……500g
じゃがいも……2個
カリフラワー……1/4個
白ワイン……50㎖
バター……15g
牛乳……100㎖
塩……小さじ1/2
粗びき黒こしょう……適量
作り方
- ローストビーフは薄切りにし、器に盛る。
- じゃがいもは皮をむいて3㎝角に切り、水にさっとさらして水気をきる。カリフラワーは3㎝角に切る。
- ②と白ワインを鍋に入れ、野菜の八分目まで水適量を加える。中火にかけ、時々混ぜながら野菜がやわらかくなるまで約12分ゆでる。
- ボウルに入れたザルに上げ、野菜とゆで汁に分ける。鍋に野菜だけを戻し、バターとゆで汁大さじ3を加え、へらなどで崩しながら混ぜる。
- バターが溶けたら、牛乳を軽く温めて加え、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。弱火にかけ、混ぜた後に鍋底が見えるくらいまで煮詰め、塩を加えて混ぜる。器に盛って、粗びき黒こしょうを振る。
- 赤ワインのソース(下記参照)を作り、器に盛って、①と⑤に添える。
ローストビーフをもっと楽しむためのソースレシピ
赤ワインのソース
カリフラワーとポテトのマッシュのつけ合わせには赤ワインソース。本格風のソースは、しょうゆを隠し味にすると簡単!コクのある王道コンビです!
材料・作りやすい分量
肉汁(ローストビーフを作ったときに、アルミホイルに残ったもの)……大さじ1~2
赤ワイン……80㎖
しょうゆ……大さじ2
バター……15g
作り方
- 鍋にバター以外の材料を入れ、弱めの中火にかける。
- 煮立ったら弱火にし、約5分煮詰め、バターを加えて溶かす。
2018年12月号【失敗なしの最強ローストビーフ】より
撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・文/海出正子
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。