ふたご座の満月には「大根と鶏手羽のしょうが煮」。簡単ごちそうを囲んでおしゃべりしよう/【Saya×ワタナベマキさんの「満月のごちそう」レシピ】
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ワタナベマキ
2020.11.29
11月30日はふたご座の満月。呼吸器系には“白いもの”がいい!
「大根と鶏手羽のしょうが煮」
11月30日の満月は、18時台、ふたご座で起こります。この満月は月食でもあり、パワフルなもの。ふたご座は知識や情報を司る星座。真実を知りたい、確実で揺らがない知識が得たい。そんな気持ちが強くなりそうです。
ふたご座はまた、伝統的に身体の部位では肺などの呼吸器、背中を象徴します。呼吸器によいとされる大根をとろとろに煮込んだのが今回の満月のごちそう。たっぷりの鳥手羽、長ねぎ、しょうがを日本酒で煮込んだメニューです。
師走が近づく、忙しい月曜日ですが、材料も手に入りやすいし、保温調理器を使ったり、日曜日に作り置きをしたりもできそう。お料理は簡単に済ませば、おしゃべりのほうに力を入れられるのもふたご座の満月らしいもの。家族でいただいて、身体の芯から温まれば、また一週間、がんばる気力が湧いてきそうです。
材料・作り方
材料(2人分)
- 鶏手羽中…10本
- 大根…1/2本
- 長ねぎ…1本
- しょうがの千切り…1かけ分
- 三つ葉…1束
- 酒…大さじ3
- 水…1と1/4カップ
- 塩…小さじ1
- ごま油…小さじ2
作り方
- 大根は皮をむき3 ㎝厚さの半月切りにし、面取りをする。
- 鍋にしょうがとごま油を入れ中火で熱し、鶏手羽中を入れて全体に軽く焼き目をつける。
- 斜め薄切りにした長ねぎと①を入れさっと炒め、酒、水を加えひと煮立ちさせアクを取る。
- 弱火にし塩を加えフタをして約20分煮る。器に盛り、ざく切りにした三つ葉を添える。
大根が美味しい時期になりました。手羽はサッと表面を焼いて、臭みを抑えるのがポイントです。
ワタナベマキ
「私を生きる」ために、
星と月のリズムを
毎日の暮らしに取り入れて
こちらのレシピは、
LEE 2020年11月号 切り取り式別冊付録
Sayaの「星と暮らしのカレンダー」
に掲載されています。
約2日半でひとつの星座を通過する月は、私たちの暮らしと直結しています。日々の気分を彩るうえ、月の満ち欠けも、私たちの心や身体と直結しています。満月が近くにつれて、気持ちは高ぶっていくし、新月前にはスローになる。私は、月のリズムを意識することで、自分とも、宇宙とも仲よくなれる感覚があります。何より、新月ではこんなことをしよう、満月ではこうしよう。満ちていくサイクルはこう、欠けていくサイクルは……と考えるだけで、日々が楽しくなります。
そんな思いから、ここでご紹介するのは、料理家のワタナベマキさんのレシピ。気分がスローになる「新月」には、デトックスレシピを。気持ちが高揚する「満月」には、エネルギーをチャージするごちそうを。どれも手軽に作れるものばかりなので、ぜひ作ってみてください。
これらのレシピは、もともと10月7日発売のLEE11月号での切り取り式別冊付録〈Sayaの「星と暮らしのカレンダー15カ月」〉に掲載されたもの。カレンダーではさらに太陽や惑星の動きまでご紹介しています。星の巡りと12星座の性質を紐づけた“占星術”という「もうひとつの暦」を使いこなすことで、不安は和らぎ、何でもない日常もキラキラした特別なものになるはず。11月号もぜひお買い求めくださいね。
撮影/鈴木静華(料理) 岩城裕哉(クッキー) 料理/ワタナベマキ スタイリスト/河野亜紀 クッキー製作/and Bake 占い・文/Saya
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。