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FOOD

コウケンテツさんの子どもと食べたい韓国ごはん

「鶏ももとじゃがいものハチミツしょうゆ炒め」レシピ/コウケンテツさん

  • コウケンテツ

2020.11.25

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コウケンテツさんの子どもと食べたい韓国ごはん

日本で炒め物といえばカリッ、パリッと仕上げることが多いけれど、韓国ではしっとりジューシーが基本。水分があってやわらかいので、子どもも食べやすいのです。

蒸し焼きにするのがポイントです
「しっとり」がおいしい炒め物

炒め物は苦手で、なかなか上手にできないという声をよく聞きます。皆さん、強火で一気に炒めるというイメージがあるみたいですね。でも、韓国の炒め物はフタをして蒸し焼きにするのが基本。

そもそも、韓国にはいわゆる炒め物はなくて、日本で炒め物と紹介される「ポックム」はけっこう汁気のある炒め煮ですね。慌てずに中まで火を通せるので失敗しにくく、しっとりやわらかく仕上がります。味つけも合わせ調味料のタレを回し入れて仕上げるので、簡単に味が決まってラクですよ。

今回は韓国料理にはないオリジナルのレシピなので、あくまで韓国「風」ということでお楽しみください(笑)。

教えてくれたのは
コウケンテツさん

コウケンテツさん

料理家。雑誌、テレビなどで幅広く活躍。舜くん(10歳)、蓮ちゃん(8歳)、花梨ちゃん(3歳)のパパ。YouTube公式チャンネル登録者数は45万人を突破。初の書き下ろしエッセイ『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』(ぴあ)が好評発売中

蒸し焼きした鶏肉がふっくらしっとりとうまい
鶏ももとじゃがいものハチミツしょうゆ炒め

「じゃがいもはレンチンして火を通しておくと、鶏のうま味を手早く吸わせられます。大人には黒粒こしょうの辛味がアクセントに」



材料・2人分

鶏もも肉……1枚
じゃがいも……2個
酒……大さじ2
にんにくのみじん切り……1かけ分

A)
しょうゆ……大さじ1 1/2
酒……大さじ2
ハチミツ……小さじ2

黒粒こしょう……10粒(*子どもには減らしても)
ごま油……大さじ1
わけぎの斜め薄切り……1本分

作り方

  1. 鶏肉はひと口大に切る。じゃがいもは皮をむいてひと口大に切り、耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジ(600W)で5分ほど加熱する。Aは混ぜ合わせる。
  2. 冷たいフライパンにごま油を引き、鶏肉の皮目を下にして入れ、中火にかける。両面をこんがりと焼き、酒を振り、フタをして2~3分蒸し焼きにする。
  3. にんにく、じゃがいもを加えてさらに炒め、Aを回し入れて好みで粒こしょうを加え、全体にからめる。器に盛り、わけぎをのせる。

「コールドスタート」で焼き目をつけて蒸し焼きに

鶏肉は最近流行の調理法で。冷たいフライパンにのせてから焼き目をつけ、酒を振って蒸し焼きに。この方法だと失敗知らずで肉もふっくらと

【特集】コウケンテツさんの子どもと食べたい韓国ごはん

こちらのレシピは、
LEE 2020年12月号 別冊付録
「コウケンテツさんの子どもと食べたい韓国ごはん」
に掲載されています。


詳しい内容は2020年LEE12月号(11/7発売)に掲載中です。

撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子

コウケンテツ Koh Kentetsu

韓国料理をベースに、雑誌やテレビなどで幅広いレシピを紹介。3人のお子さんのパパ。Youtube公式チャンネル『 Koh Kentetsu Kitchen』も大人気。『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』(ぴあ)、 『アジアの台所に立つとすべてがゆるされる気がした』(新泉社)ほか著書多数。

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