うだる暑さの夏、キッチンに立つ時間はできるだけ短く。そんなときの味方が麺レシピ。中でもレンチンで食べられる冷凍うどん、そのまま炒められる焼きそばにフォーカス! おなじみ素材で新鮮な味、作りおきで手間なしワンランク上の味。この夏はもう、うどんと焼きそばだけで生きていける! 今回は冷凍うどんを使ったレシピをきじまりゅうたさんがご紹介!
食卓のお助けアイテムは、麺料理でも大活躍。つけ汁に加えたり、存在感ある具材になったり。見事な変化で手軽においしく仕上げます。
ツナの缶汁も無駄なく活用
ツナトマトダレのザルうどん
トマトジュースをたっぷりつけ汁に使う、斬新なひと品。
材料・2人分
ツナ缶(オイル漬け・チャンクタイプ)……1缶(140g)
大葉……3枚
白いりごま……適量
冷凍うどん……2玉
A)
トマトジュース……1カップ
めんつゆ(3倍濃縮タイプ)……50㎖
酢……10㎖
作り方
- 大葉は5㎜幅の細切りにする。
- ツナは缶汁ごとボウルに入れ、Aと①、白ごまを合わせて混ぜる。冷蔵庫で冷やしておく。
- うどんは袋の表示どおりに電子レンジで加熱する。冷水にとって冷やし、水気をきって器に盛る。別の器に②をよそう。
お留守番のときは、つけつゆの出来上がりをラップしておく。うどんをレンチンして、好みで冷水で冷やす。
※できるだけおいしく食べられて、子どもでもラクに準備できるレシピにこちらのマークを付けております。
夏のごはん作りは多少手抜きでよし!ときじまさん。
「頑張って120点より、汗をかかずに80点。それにうってつけなのが麺料理。火の通りやすい具材を選べば時短も無理なく」
ラクしておいしく仕上げるには、ちょっとしたコツが。例えば焼きそば。
「いつもは麺と具材は別に炒めて、最後に合わせるやり方で作っています。麺だけで焼くのが大事で、カリッモチッと仕上がって絶品なんですよ。ただちょっと手間。今回は具を先に炒めてから端に寄せて、そこで麺だけ炒めるようにしました。これでも十分おいしくなりますよ」
きじまりゅうたさん
祖母と母が料理研究家という家庭で育つ。ガツンとしたおいしさの中、家庭料理の細やかさを感じるレシピで人気。『きじまりゅうたの小腹すいてませんか?』(NHK総合)も好評。
【特集】「冷凍うどん」と「焼きそば」があなたを救う!
詳しい内容は2020年LEE9月号(8/6発売)に掲載中です。
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美