筑前煮
鶏肉や野菜のうま味がたっぷりの定番煮物は、たくさん作ると素材の味がよく出ておいしい。鶏は一度取り出しておくとしっとり仕上がります。
材料・作りやすい分量
- 鶏もも肉…1枚(200g)
- 干ししいたけ…4個
- こんにゃく…1枚
- さといも…4個
- ごぼう…1本
- にんじん…1本
- れんこん…1節
- A(酒…1カップ しいたけの戻し汁…1カップ 砂糖…大さじ2 しょうゆ…1/2カップ)
- ゆでたきぬさや…8枚
- サラダ油…小さじ2
作り方
- 干ししいたけは水で十分に戻してから4等分に切る。こんにゃくはスプーンでちぎり、湯通しする。
- さといもは皮をむき、大きければ半分に切る。ごぼうはきれいに洗い乱切りに、にんじん、れんこんは皮をむき乱切りにする。
- 鶏肉はひと口大に切る。
- 鍋を熱してサラダ油を引き、③を炒め、Aを加える。煮立ったら中弱火にして、さらに10分ほど煮たら、肉を取り出す。
- ①と②を入れ、フタをして煮る。
- 野菜がやわらかくなったら、鶏肉を戻してフタを取り、強火にして鍋を揺すって煮汁の様子を見る。少し煮詰めたら出来上がり。煮崩れるので野菜を混ぜすぎないこと。器に盛り、切ったきぬさやをあしらう。
2013年11月号 別冊【超人気料理家のベストレシピ300】より
飛田和緒
料理家
毎日無理なく続けられる、使いやすい食材を使った、シンプルでおいしい料理や保存食が人気。著書に『くりかえし料理』(扶桑社)、『いちばんおいしい野菜の食べ方』(オレンジページ)、『シンプルがおいしい 飛田さんの野菜レシピ』(NHK出版)など、多数。