「千切りキャベツともやしのオイスター豚しゃぶ」鍋レシピ/近藤幸子さん
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近藤幸子
2019.12.11 更新日:2023.09.04
冬になるとがぜん味がよくなるキャベツ。安くておいしくて大好きだけれど、サイズが大きいので余りがち。そこで人気料理家 近藤幸子さんに、1/2はペロッと食べてしまう、うますぎる絶品鍋レシピを教えてもらいました!
しゃぶしゃぶ肉で野菜をたっぷり巻いて
千切りキャベツともやしのオイスター豚しゃぶ
「キャベツももやしも淡白な野菜なので、スープはしっかり味にすると味がぼけません。肉はもも、バラ、肩ロースなど好みのもので」(近藤幸子さん)
材料・2〜3人分
キャベツ……1/2個(約700g)
豚しゃぶしゃぶ用肉……400g
もやし……1袋
A
・しょうゆ……大さじ4
・オイスターソース……大さじ1
・鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ1/2
粉山椒、柚子(好みで)……各適量
作り方
- キャベツはやや太めの千切りにし、もやしは洗って水気をきる。
- 鍋に水800mL、Aを入れて火にかけ、沸騰したら(1)の1/3量ほどを入れる。各自が肉を1枚ずつ入れてさっと火を通し、野菜と一緒にいただく。残りの野菜と肉も同様にする。好みで粉山椒を振ったり、小さく切った柚子を絞ったりしても。
半分のキャベツをさらに横半分に切って繊維を断つ方向に切る。歯ざわりを残しつつ、早く火が通るように
しゃぶしゃぶ肉で野菜をたっぷり巻いて
千切りキャベツともやしのオイスター豚しゃぶ
「鍋には気分が上がる要素があるとうれしいですね。具材が少なくて淡白な野菜を使う場合は、肉や魚をゴロンと大きめに! ボリュームが出て食べごたえがあると、満足感につながります。タンパク質の食材にはしっかり味をつけて、全体にメリハリを。逆に野菜はあまり味がついていないほうが甘味やうま味を感じられ、たくさん食べられます。野菜の水分だけで蒸し煮にするのも、かさが減って野菜の風味が濃くなります」(近藤幸子さん)
近藤幸子さん
料理教室「おいしい週末」主宰。子育て中のママとして、リアルな無理のない時短レシピなどのアイデアが豊富。近著に『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。ラクラク2ステップ料理107』(文化出版)
白菜・大根・キャベツ 大量消費 激うま「鍋」
次回は、【キャベツを大量消費】「キャベツとサケのミルク卵とじ鍋」きじまりゅうたさんの絶品鍋レシピをお届けします。
詳しい内容は2020年LEE1月号(12/7売)に掲載中です。
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。